Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

いきものがかり@自治医科大学学園祭

※以下の文章は、2008年10月20日に掲載したものです。


ということで、この日は、栃木県下野市にある自治医科大学まで、
去年から秘かに気になっているユニット“いきものがかり”のライブを観に行ってきました。


それにしても、自分が通っていた大学の学園祭ライブには、一度も行かず仕舞いで卒業してしまったのに*1
縁もゆかりも無い大学で、いわゆる学園祭ライブを初めて観るとは、思ってもみなかったです・・・(苦笑)


ところで、いきものがかりのライブパフォーマンスを観るのは、今回が3度目になります。
昨年の『Excite Music Festival』で、初めてパフォーマンスを見て以来、
一度、彼らの単独ライブを観てみたいと思っていたのですが、
なかなかチャンスが巡って来ず、再び今年の『Excite・・・』でパフォーマンスを観た後、
ようやく今回、単独のライブを観る機会が巡ってきたのでした。


ライブは定刻の16時にスタートし、アンコールが終わったのが17時30分の少し前でしたが、
チケットがロープライスだった事を考えると、時間的には1時間30分でも十二分。
そして何よりも、密度が濃く、満足度も十二分のライブでした。
会場が体育館ということで、建物の中に足を踏み入れた瞬間からムッとした熱さに襲われたり、
音響的にも最悪と、私がこれまで足を運んだ中で、最も酷い“現場”ではあったのですが
ライブ目的で使うことを想定して、学校の体育館を建設している筈はないので、
まあ、そこのところはご愛敬ということで・・・(笑)
その代わり、それほど広くない体育館だったことが幸いしてか、*2
整理番号1100番台で入場した私でも、ステージまでの距離が近くて、
メンバー3人の表情をよく見ることが出来ました。


さて、肝心のライブパフォーマンスですが、ボーカルの吉岡聖恵さんが、とにかくパワフルでチャーミング!
ステージ上を縦横無尽に動き回り、
「ねえっ!私もこんなに楽しいんだから、皆も一緒に楽しもうよ!」
とばかりに、笑顔を見せながら、しきりに客席を指差しして煽る姿を見ていると、
客席にいる私も自然と楽しくなって、おのずと気分が高揚してくるんです。
そして、アップテンポな曲で、体をチョコマカと動かしてリズムを取る姿が、何となく可愛らしい・・・(笑)
その一方で、バラード調の曲では、彼女の力強い歌声が心まで届いてくるのです。
これまで幾多のコンサート/ライブに通っているうち、
心が揺り動かされる“歌の力”を持ったアーティストに数多く出会ってきましたが、
吉岡さんも確実に、そんな女性ボーカルの1人なのだということを、この日再確認する事が出来ました。


そんな吉岡さんの陰に、何となく隠れてしまっている印象を受ける、男性メンバー2人(苦笑)。
私は楽器の心得が無いので、「ギターは上手かったと思います」以上の事は言えないのですが(ごめんなさい)、
リーダーである水野良樹さんのトークは、非常に良い味を出していました。
発言量は吉岡さんに比べると少ないものの、その一言一言に味があって、自然と笑いを誘うんですね。
ただ、もう1人の男性である山下穂尊さんは、そんな水野さんと吉岡さんに阻まれて(?)、
全編を通しても1回位しか発言をする機会が無く、“人となり”を窺い知ることが出来なかったのは残念ですが・・・。
恐らく、“天真爛漫な妹”的存在の吉岡さんを、優しく見守りつつ、締める場面では締めるのが水野さんで、
黙って優しく見守るのが山下さん・・・というのが、この3人の関係性なのかもしれませんね。


会場への入場の際に貰ったチラシによると、来年の3月〜5月にかけて、
全国ツアーの開催が決定しているとのことなので、
また、是非とも、どこかの会場へライブを観に行きたいと思います。
そして、私が追いかける歌い手・グループ・ユニットの中に、
いきものがかりも本格的に加えようかなと、そんなことを考えています。

*1:自分が属していたサークルの活動が手一杯で、ライブどころじゃ無かったのですよ・・・。

*2:在学している学生さんは不満かもしれませんが・・・。