かつて大好きで、今も気になる人達の活動休止に寄せて。
2015年の夏頃~2019年の夏頃まで、推していたグループの1つが、
東京パフォーマンスドール(以下TPD)です。
そのTPDが、2021年9月30日をもって無期限活動休止し、
9月26日の活動休止前ラストライブ開催が、先日発表されました。
2019年度から、グループとしての活動頻度が低下したのをきっかけに、
最近は距離を置いていたのですが、
それでも今年に入って、2月のライブに足を運んだり、
メンバー単独のファンミーティングに参加したりと、
グループやメンバーぼ動向を気にしていたグループでした。
私はこれまで、様々な女性グループを追いかけてきましたが、
TPDを追いかけていた約4年間で一番感じたのは、
女性アイドルグループが売れることの難しさでした。
TPDはダンスパフォーマンスが売りで、
実際、ダンスのレベルは高くて、歌唱力が高いメンバーもいます。
ついでに言えば、メンバー全員が可愛いor美人揃い。(あくまで私の感覚として)
でも、数多くの女性アイドルグループがいる中で、
ある程度、抜きん出た存在になるには、
ただ高いレベルにいるだけでは難しいのだなと。
多くの人に受け入れられる楽曲を世の中に出して、
他を圧倒するレベルのダンスパフォーマンスを見せて、
“歌姫”レベルの歌を届けることで、目立つ存在になることが出来る・・・。
本当に厳しい世界だと、改めて認識しました。
そして、一度大きな壁にぶつかってしまうと、
それを打破するなり乗り越えるのは、並大抵の事ではない事も痛感しました。
2017年夏のアイドルフェスシーズン、
リリースされた曲がグループの持ち味を生かせる物であれば、
歌唱力があるメンバー2人を舞台公演で欠くこと無く、
もっと良いライブパフォーマンスが出来ていたならば、
大きく躓く事は無かったんじゃないのか?
この躓きさえ無ければ、
2018年夏にメンバーが一気に3人卒業することも無かったんじゃないか?
メンバーが卒業した後でも、新メンバーの加入があれば、
多少でも流れを変えられたのではないか?などなど・・・。
「たられば」を言い始めたらキリが無いですし、
今更それを言っても仕方が無いのですが、
結果的に流れが好転せず、そのきっかけが掴めなかった事が、本当に残念でした。
ただ、かつてTPDを約4年間推していて、確実に言えるのは、
卒業した3人を含めて、人間的に好きになれるメンバーばかりだった事。
そして、歌とパフォーマンスは唯一無二で、やっぱりそれが好きだった事。
だからこそ、彼女たちの頑張りがもう少し報われて欲しかったし、
グループとしての活動を諦めて欲しくなかったし、
諦めざるを得ない状況を作らないで欲しかった、という思いもあるのですが、
まあ、これは、推すことを止めてしまった人間が言うべき事ではないのかも。
彼女達のことを信じきれなかった人間が、厚顔無恥を承知の上で書きますが、
9月26日のラストライブを、叶うことならば見に行きたいです。