Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

どうする?どうなる?プロ野球!

今朝、何気なく『THEサンデー』を見ていたら、
終わり近くになって司会の徳さんが、今朝の日本経済新聞の紙面を画面に掲げ、
そこには「近鉄、球団譲渡でオリックスと交渉」という、驚きの見出しが踊っていたのです。
  ↓リンク先はasahi.comの記事ですが、気にしないでください。日本経済新聞が嫌いなだけですから(爆)
  http://www.asahi.com/sports/update/0613/037.html


この記事には載っていませんが、15時25分から放送されていたテレ朝のニュースによると、
今回の合併話を持ちかけたのは、近鉄側ではなく、オリックス宮内義彦オーナーからだったらしいです。
過去の栄光はどこへやら、今やリーグ屈指の弱小球団に落ちぶれたオリックスブルーウェーブ
そんなチームなのに、イチロー在籍時代からの隠れファンをなかなか止められない私としては(苦笑)、少々複雑な心境です。
もの凄く簡単に考えれば、「宮内オーナーも、近鉄の社長さんも上手いことを考えたな。」という一言で片づけられます。
だって、ブルーウェーブバファローズが1つのチームになってしまえば、
両チームの有力な選手だけで編成が出来るので、それなりに強いチームができるでしょうし、
(逆に考えれば、チームのお荷物の選手、特にブルーウェーブの戦力にならない選手を“切る”ことができる。)
もしかすると、関西を代表するチーム:阪神タイガースに対抗できる人気が出るかも・・・・・・というのは甘いですね。
そして何よりも、オリックス近畿日本鉄道の両グループにとっては、
親会社の足を引っ張る球団経営の苦しさから、解放されないまでも緩和されるという最大のメリットがあります。


でも、プロ野球全体のことを考えると、単なる「企業の合併」という話では済まされないことです。
今回の話が実現すると、6球団あるセ・リーグと、5球団になってしまうパ・リーグとでは、バランスが取れなくなってしまうため、
恐らく、あのナベツネが推し進めようとしている(とされる)1リーグ制への移行が取り沙汰されることでしょう。
そして、これまでのパターンを考えると、近いうちにナベツネから何らかの発言が飛び出すことでしょうし、
同様に1リーグ制推進派とされる、阪神タイガースの久万オーナーあたりからも、コメントがあるかもしれません。
まあ、ナベツネに対して、というよりも、読売巨人軍関係者とそれに「右に習え」状態だったチームに対しては、
約10年前から始まった、今回の事態を迎えるに至った経緯について言いたいことは山ほどありますが、
ナベツネから何らかのアクションがあるまでは、その「言いたいこと」は封印しておくことにします。言い出すとキリがないですから。


チームの合併、というと、ジャンルは異なりますが、
思い出されるのが、サッカーの「横浜マリノス」と「横浜フリューゲルス」の合併騒動。
この時は確か、フリューゲルスの親会社の1社が経営から撤退するのを受けて、
もう1つの親会社・全日空と、マリノスの親会社・日産自動車が話し合って、
現在の「横浜・F・マリノス」という1つのチームに合併した、と記憶しているのですが、
フリューゲルスのサポーターは、最後の最後まで合併に反対して、ついには「横浜FC」というチームを作ってしまったんですよね。
今回の、ブルーウェーブバファローズの合併話は、まだ近鉄球団の経営陣が「合意した」と言っているだけで、まだ正式決定はしていないのですが、
地元の大阪、そして神戸のファンの皆さんは、何かのアクションを起こされるのでしょうか?
いや、逆に、ファンの声が何も発せられない中で、
各球団・リーグの限られた人間の言葉・力のみで物事が決定されてしまうのを、ただ黙ってみているだけで良いはずはありません。
もし、結果の善し悪しに関係なく、これまでと同じようにそうなってしまったとしたら、その事が一番悲しい結末ですよ。