Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

“合併”のニュースから一夜明けて・・・

※先にお断りしておきますが、以下の文章には少々過激な表現が含まれております。
 「愛するが故の痛烈な批判・非難・苦言」と、寛容な心で受け止めていただければ幸いです。


オリックス・ブルーウェーブと、大阪近鉄バファローズの合併合意という、
あまりにも衝撃的なニュースが流れてから、2日が流れようとしていますが、
とても、土曜日に見に行ったモーニング娘。ミュージカルの感想などを書いていられる精神状態ではありません(爆)


私はバファローズのファンではないので、
バファローズが一体なぜ、年間40億円もの赤字を出すことになってしまったのか分かりません。というよりも不思議です。
確かに2001年にリーグ優勝を果たして以降は、それ程強いチームという印象はありませんでしたし、
それ以上に、テレビのスポーツニュースをいつ見ても、大阪ドームの観客席は空席が目立ってはいましたが・・・・・・。
もっとも、話によると、黒字経営を行えているプロ球団はほんの一部らしいですから、そもそも球団経営はお金がかかるもの、なのでしょう。
それに、本拠地・大阪ドームの使用料も馬鹿にならないみたいですしね。


逆に、ブルーウェーブの隠れファンだから分かる、というわけではありませんが、
ブルーウェーブがなぜ経営的に苦しくなり、成績が低迷・・・・・・
・・・・・・ハッキリ言うと、パ・リーグのお荷物球団になってしまったのか、その原因は明確です。
現在、オリックス・リアルエステートとかいう、グループ会社の副社長に落ち着き、グループの執行役員に留まっている、
オリックス・ブルーウェーブの前社長:岡添裕氏の無策によって引き起こされた、チームの弱体化が全てです。
(今は最低限のマナーとして“氏”と敬称を付けていますが、本当はこんな最低限の敬称を付けるのも腹立たしいです。)
いや、「無策」は不適当ですね。経営面のみを考えてチーム力を全く考えなかった「無駄な方策」と言った方が適当ですね。
ナベツネに「売国奴」とまで言われた、イチロー選手のポスティング移籍、星野伸之投手のFAによる阪神移籍、
田口壮選手のFAによるメジャー移籍、
ダイエーの2軍監督すらまともに務められなかった石毛宏典氏の監督就任、案の定のシーズン序盤での事実上の解任、
到底戦力になるとは思えない、マック鈴木吉井理人両投手の話題作りオンリーの“メジャー逆輸入”・・・・・・。
これらの出来事は、全て、岡添前社長の下で行われた、というよりも起こった出来事です。
選手の流出に伴う戦力の低下という、マイナス面の出来事に対して取られた方策は、「契約金0円選手」を獲得するというものでした。
「社会人の選手を救済するため」と言えば聞こえが良いですが、
実のところは、金を出さないで「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という考えがあったはずです。
その結果は・・・・・・今日のブルーウェーブの成績に如実に表れていると言っていいでしょう。
要は戦力補強、特に投手の補強の努力を怠った結果が、今日の低迷に繋がっているのです。
今のオリックスの投手は、大部分がサーパス級=2軍級です。
他の「投手王国」と言われるチームでは、絶対に1軍へのお呼びが掛からない、
いや、下手をすると選手生命すら・・・・・という投手を1軍で投げさせている状態です。
(打撃陣は村松有人選手をFAで獲得して、バランス悪く、さらに充実しましたが・・・・・・。)


昨日の日記に書いた「うまいことを考えたな」という言葉は、
上に書いたオリックス・ブルーウェーブの現状と、これまでの歴史に対する、私なりの皮肉を込めたものだったのですが、
↓この記事を読むと、所詮は宮内オーナーも、日本のプロ野球を駄目にした張本人:ナベツネと同じなのだなと、
何だかガッカリしてしまいました。
  http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040615k0000m050059000c.html
本社の営業部長上がりの、自分の部下がしでかした不始末のケリの付け方が、バファローズとの合併とは・・・・・・。


しつこいようですが、今回の話はまだ正式決定していないので、7月のオーナー会議で結論が出るまではまだ分かりません。
ですが、もし合併が実現したとしたら、果たして私は、その新チームを心から素直に応援できるのでしょうか・・・・・・。