Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

fuzz maniax 雑感・・・の続き

昨日は結局、例によって例の如く、帰宅してしばらくしたら“寝落ち”をしてしまいました。
ということで、本当は昨日の「鉄は熱いうち」に書く予定だった、
ライブイベント『fuzz maniax』@Zepp Tokyo の感想もどきの続きを書かせて頂きます。
昨日の日記の続きです。)


【オープニング・アクト】
オープニング・アクトを務めたのは、高杉さと美さんという、新人の歌い手さんでした。
名前も顔も、どんな曲を歌っているのかすらも分からない状態だったのですが、
個人的には「おっ!?」という感じの、少々意外な“掘り出し物”でした。
昨日は、前から9列目の席に座ってステージを見ていたのですが、
笑顔一つ見せず、何かを訴えかけるような表情で歌う姿が印象的だった一方で、
歌い終えてからのMCでは、一転して笑顔を見せるという、ギャップにも惹かれました。
ぶっちゃけて言うと、ルックスも可愛くて、少々私好みというのもあるのですが(爆)、
それ以上に、歌う時に感情移入をして、歌を伝えようとする姿勢や心意気が良いですね。


坂本美雨さん】
高杉さと美さんのステージに続いて、坂本美雨さんのステージ。
照明とスピーカー以外、何もなかったステージに楽器が搬入されて、*1
キーボードの男性と電子チェロ(と言うのかな?)の男性、
そして、曲によってはマニピュレーターの男性が登場するというバンド構成。
1曲目は、テレビCM*2でも流れている『ネバーエンディングストーリー』のカバー。
坂本さんはさり気なく拍手を求めるも、それでも客席からの拍手はまばら。
そんな“アウェー”な空気を察してか、曲が終わった後のMCでは、
 「聞き慣れない曲が多いかも知れませんが・・・」
 「寝て下さっても構いません。リラックスされているんだなと受け止めますので・・・」
という、何とも控えめというか、後ろ向きな発言が・・・
・・・客の1人として、申し訳ない思いをさせてしまったなぁという思いがします。
しかし、1曲目はそれなりに聴いたことがある曲なので良かったのですが、
2曲目以降は最後まで、全く聴いたことが無い曲のオンパレード。
英語詞の曲の割合が高くて、英語が出来ない私には歌詞の内容は分からないし、
マニピュレーター氏が繰り出す音を、私は全くと言っていい程受け入れる事が出来ませんでした。
坂本美雨さんが持つ“世界観”は、私には入り込めることが出来ない世界だったようです。


一青窈さん】
私にとっては半ば苦痛だった、異文化に触れる時間帯が終わり*3
再び楽器が入れ替わって、待ちに待った一青窈さんのステージ。
キーボード、電子バイオリン(と言うのかな?)、ベース、ドラム、ギターというバンド構成。
(ちなみに、バイオリンが女性奏者だった以外は、全員男性でした。)
お客さんの多くが窈ちゃん目当てだったことは、
彼女が登場した時の拍手や歓声の大きさから一目瞭然・・・(苦笑)
ステージは、『ハナミズキ』を始めとするシングル曲や、アルバム収録曲からのセレクト、
更には、Salyuさんに詞を提供した曲を1曲披露するという構成でした。
1曲目は『アンモナイト』という曲だったのですが、
イントロ部分での語りと力強い歌声で、一気に彼女の世界へと引き込まれてしまい、
私は1曲目にして早くも、表現者としての一青窈のパワーを思い知らされたのでした。*4
僅か1時間ほどのステージではありましたが、盛り上がり所を押さえつつも、
彼女の歌の世界に浸れる、とても楽しくて良いステージだったと思います。
初めて窈ちゃんのステージを見た方にとっても、
彼女の“世界観”のみならず、キャラクターや魅力も伝わったのではないでしょうか。




とまあ、グダグダと書き並べてみましたが、昨日のライブ全体を通しての感想としては、
私にとっては約1年ぶりの、一青窈さんのステージを見る機会だったということもありましたし、
高杉さと美さんという、意外な掘り出し物を発見できたこともありましたので、
埼玉から片道2時間を掛けて、お台場(厳密には青海)まで足を運んだ甲斐がありました。
また、中には、私には入り込めない音楽の世界もありましたが、
それを含めても、私の音楽面での趣味・趣向を再発見出来た、良い機会でした。

*1:高杉さんは全てオリジナル音源に乗せての歌披露でした。

*2:F1の佐藤琢磨選手と井川遥さんが出演しているHONDAのCM。

*3:坂本さんファンの方、申し訳ありません。

*4:もしかすると、ファンであるが故に感じる事、或いはファンの贔屓目なのかもしれませんが。