Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

真・最後の個人的見解&思いの丈

※2007年6月2日15時10分頃にタイトル変更&「続きを読む」設定解除を行いました


この時間になってようやく、ざわついていた心がある程度、落ち着きを取り戻しました。
が、まだまだ眠れそうにないので、こうやって日記を更新しています。


今回のミキティに関する一連の出来事について書くのは、今日を最後にしたいと思います。
(そこから炙り出された、ハロプロを取り巻く憂うべき現状については、引き続き書くつもりですが。)


ここで“覚え書き”の為に、オフィシャルコメントを転載しておきたいと思います。


Hello! Project -Official Site- より
 (http://www.helloproject.com/newslist/hujimoto_0706011852.html

モーニング娘。』リーダー「藤本美貴」についての重要なお知らせ


平成19年6月1日


いつも『Hello!Project』を応援して下さってありがとうございます。
本日は『モーニング娘。』について大事なお知らせがあります。


藤本美貴」は、平成19年6月1日(金)をもって『モーニング娘。』を辞めることになりました。


 平成19年5月25日(金)発売の写真週刊誌「FRIDAY」誌面に藤本美貴に関する報道がされました。このことについて、藤本美貴本人と事実関係の確認等をし、本日に至るまで話し合いを複数回行いました。この話し合いの中で、多数の未成年者が属するグループの一員としてのあり方を話し合い、藤本美貴より「モーニング娘。のリーダーである自分自身へのケジメとして『モーニング娘。』を辞めさせて欲しい。」との申し入れがありました。弊社は、この藤本美貴からの申し出を了承する事と致しました。


 現時点で『藤本美貴』の今後の活動としては、先週末(5/26)から行われている松浦亜弥とのユニット、『GAM』のツアーへは予定通り出演致します。また、7月に行われるコンサート「Hello! Project 2007 Summer 10thアニバーサリー大感謝祭 〜ハロ☆プロ夏祭り〜」へは、出演致しません。ご了承下さい。尚、モーニング娘。の後任のリーダーは、現在サブリーダーである「高橋愛」が務め、サブリーダーは「新垣里沙」が務めます。


今後とも『Hello!Project』をよろしく御願いします。



株式会社アップフロントエージェンシー

藤本美貴コメント


「いつも応援してくれるファンの皆さんへ。
私は、モーニング娘。のリーダーとして、他のメンバーを引っぱって行かなくてはならない立場にありながら、モーニング娘。としての約束を破るような事になってしまい、重く責任を感じています。私のとった行動で、メンバー全員に迷惑をかける結果になってしまったことはとても申し訳なく、そのままモーニング娘。のリーダーとして活動を続ける事は、自分の中では決して出来ることではありませんでした。自分自身へのケジメとして、モーニング娘。を辞めることになりました。
これまで応援してくれたファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。これからは『藤本美貴』として頑張って行きますので、よろしくおねがいします。」


以下、思いつくままに文章を書き連ねます。
文章構成が滅茶苦茶で読み辛いかもしれませんが、ご容赦下さい。
また、お叱り覚悟で“直球勝負”をさせて頂く所存ですので、
不愉快な表現などがあるかもしれません。こちらについてもご容赦下さい。


ミキティのコメントにある「モーニング娘。としての約束」というのは、一体何なのでしょうか?
私は今年で、モーニング娘。を追いかけ始めて8年目になりますが、
“約束事”というのをメンバーや関係者の口から聞いたことはありませんし、
モーニング娘。心得○箇条」のような物も、今まで見た事がありません。


恐らく、この「モーニング娘。としての約束」というのは、
言葉や文書のような“形”としては表されていない“不文律”。
そしてその“不文律”というのは、

  • ファンに夢を与えるアイドルとして、夢を壊してはならない。
  • 憧れの対象、清純な存在を守るため、恋愛は御法度。

というような事なのかもしれません。


ただ、この日記でも幾度となく書いているように、
モーニング娘。ハロプロが、世間一般でアイドルと言われていようといまいと関係なく、
私はモーニング娘。を、しいてはハロプロに属する女の子や女性達を、
れっきとした「表現者」「パフォーマー」として見ているので、
私と彼女達との間には、そんな“不文律”は端から存在していないんですよね。
だから私は、ミキティに約束を破られたなどとは、微塵も感じていませんし、
それ故に、彼女がモーニング娘。を抜ける事が、とにかく残念で、悔しくて、仕方が無いのです。


今回、ミキティが下した“退学”*1という決断について、私は彼女を責めるつもりはありません。
と言うよりも、彼女のことを責めることは出来ないと思います。
また、関係者の方々の判断については「致し方が無い」としか言いようがありません。
もし、彼女や事務所を責めようとするならば、それは“お門違い”もいいところです。


彼女を“退学”に追い込んだのは誰なのか?
関係者に彼女の“退学”という判断を迫ったのは誰なのか?
直接的な原因を作ったのは、確かに彼女自身かもしれません。
(ただし、先程書いた“不文律”が存在・成立した場合には、ですが。)
しかし、間接的な原因を作ったのは、我々ファンであると、私は考えています。


最大の元凶は、“不文律”を破られた事で彼女を罪人同然に扱い、
彼女のモーニング娘。、更にはハロプロからの放逐を声高に叫んだ連中です。
そして、普段はモーニング娘。の“モ”の字すら出さないのに、
まるで鬼の首を取ったかの如く、彼女を責め立てた連中や、
自分が好きな子に“火の粉”が降りかかるのを恐れるばかりに、
“火元”であるミキティをその子から遠ざけようとした連中も同罪です。


そして、そういった空気を作った連中が、今回の決定を受けてブログ等で垂れているのが、
「彼女にとってモーニング娘。はその程度の存在」といった言葉。
もうね、怒りを通り越して、呆れるのを通り越して、笑ってしまいますよ。
自分達が彼女を放逐する空気を作り出しておきながら、
最後は彼女に全責任を転嫁して終わりとは、ご都合主義ここに極まれり。


ただ、私のような「恋愛容認派」が、もう少し具体的な行動を起こして、
彼らのような「ファン未満のヲタ」連中の戯れ言を封じ込めようとすれば、
もしかすると、彼女のことを守ることが出来たのかも・・・と思うと、
結局、口だけは達者で、行動を起こせなかった我々も、同罪なのかもしれません。


彼女は、我々の空気を敏感に察知して“退学”という決断を下したのでしょう。
そして彼女以上に、関係者はより空気を敏感に察知して、今回の判断を下したのでしょう。


繰り返しになりますが、個人的にはミキティの“退学”が残念で仕方ありません。
ですが今、こうして文章を書き殴っているうちに、
 「もしかするとミキティにとって、モーニング娘。を離れたのは正解だったのかもしれない。」
と思えるようになってきました。
もし仮に・・・というか、私としてはそうあって欲しかったのですが、
彼女が引き続きモーニング娘。に留まったとしても、
愛があまり感じられない環境に身を置くのは、あまりに可哀想な事ですから。



しかし、覆水盆に返らず。もう出てしまった結果を、覆す事は出来ません。
以前にも書きましたが、ミキティはいずれモーニング娘。を離れ、
再びソロ歌手として羽ばたくべき女性、そして、それだけの力を持つ女性だと思っていました。
ですので今回は、少し時期が早い“退学”という形になってしまいましたが、
ソロ歌手として“再起動”をする時が来たのだと、努めて前向きに捉えたいと思います。
先程も書いたように、愛が感じられない環境の中で、息苦しい思いをするよりも、
例え数が少なくても、ファンの愛に包まれた状態で歌った方が、彼女の為だと思いますので。


でも・・・本当はモーニング娘。に残ったままでも、
ミキティが息苦しさとか辛さを感じる事がない空気を、我々が作るべきだったんだよね。
自分が謝って済む事では無いけど・・・ごめんね、ミキティ


藤本美貴さん、あなたがモーニング娘。に残してくれた事は、決して少なくありません。
そして、少なからず、モーニング娘。を愛してくれたと、私は信じています。
最後に、モーニング娘。のファンとして一言・・・ミキティ、今までありがとう!!

*1:矢口さんの時にもこの表現を使いましたので、ミキティに対してもこの表現を使います。