Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

3度目の『白蛇伝』観劇を終えて・・・

私にとっては最後の観劇となった、今日の『白蛇伝』ですが、
祝前日ということもあってか、これまで観た中*1で、今日が一番お客さんが入っていました。
土曜日よりも平日の方がお客さんが多いというのも、少々不思議な感じがしますが・・・(苦笑)


そして、一つ前の記事でも書いたのですが、
今日はそのお客さんの層が、文字通り“老若男女”バラエティーに富んでいて、
その分、と言えるのか分かりませんが、あらゆるキャストのファンが集結していたような気がします。
カーテンコール時の拍手の大きさから判断すると、
市川右近さんのファンの方が、今日の“最大勢力”だったでしょうか。
その他にも、“Joppy”とデザインされた団扇を持った、法界(ほっかい)役:桝川譲治さんファンと思われる方々や、
カーテンコール時に彩輝なおさんが登場した時だけ、一際大きく手を振る女性・・・*2
でも、一番客席から声が掛かっていたのは、我らがなっちですけどね(笑)*3
声が掛かっていたと言えば、今日は福田花音ちゃんにも僅かながら声が掛かっていて、
横井美帆さん演じる“瑪瑙(めのう)”の手下の女性陣の中の1人にも、僅かながら声が掛かっていましたね。
私は、この女性陣の1人1人のお名前までは覚えていないのですが、
やっぱり、追いかけている人というのは、必ずおられるものなんですね。


そして何よりも特筆すべきは、私にとっては最後の観劇で、ついに“ダブルアンコール”を経験しました!!
この“ダブルアンコール”については、他の方のブログのみならず、
キャストである桝川さんのブログでも触れられるという、少々異例の展開を見せていましたが、
今日はお客さんも多めだった事もあって、カーテンコール後にも拍手が鳴りやまず、
最初のカーテンコール直後には場内照明も点けられず、“追い出しアナウンス”も流れなくなった事もあって、*4
今日は、娘。コンの最後のように、隣り合うキャスト同士で手をつなぎ、バンザイをするという“ダブルアンコール”が実現しました。
ただ、それでもなお、最初のカーテンコール直後に帰り支度をして、
席を立ってしまう人がチラホラいたのは、正直に言って少々残念でしたね・・・。
もしかすると、急いで席を立たなければならない事情があったのかもしれないですし、
個人的には決してそんなことは無い作品だと断言できるのですが、
まだ場内が暗いうちに席を立たれた方には“その程度の作品”だったのかもしれません。
でも、映画で本編が終わってから、スタッフロールが流れ始めた途端に席を立つのと訳が違うのですから、*5
せめて、舞台に立っている役者さん達に、最低限の敬意は払ってくれても・・・と思います。
ミュージカルという“生物(なまもの)”で、それは無いんじゃないのかなぁ・・・。


私にとっての『白蛇伝』は、今日で幕を閉じました。
正直に言って、最初に観たときは「難しい内容だなぁ」と感じたのですが、
2度目でようやく物語の内容を理解できて「良い作品だ」と思い、
そして3度目に観た今日は、登場人物に感情移入できる程にまでなっていました。
どなたかがブログで書かれていましたが、
“スルメ”のように、噛めば噛むほど味が出るミュージカル、それが『白蛇伝』なのだと思います。


これまでとは違う“他流試合”の中で、主演という大役を務めたなっちを始め、
周りを固めて下さったばかりでなく、“本物”とは何かを見せつけてくれたキャストの皆さん、
素晴らしい音楽でミュージカルを彩って下さった広瀬香美さんとアレンジャーの方々、
そして全ての関係者の皆様に、まだ7公演残っていますが、一足早く、
心から「素晴らしいミュージカルをありがとう」と申し上げたいと思います。


最後は完全に「まとめの文章」になってしまいましたが、
明日以降、余裕があれば、今回のミュージカル『白蛇伝』を、私なりに振り返れればと思っています。

*1:11日夜公演、16日夜公演、そして今日の夜公演

*2:私の2つ隣りの席にいた女性が、まさしくそうでした。

*3:でも、個人的には、今回のようなミュージカルで声を掛けるのは、少々“微妙”な感じもするのですが・・・。

*4:劇場サイドには、もう少し前からこの配慮が欲しかったなぁ、と思うのは私だけでしょうか?

*5:映画を本当の最後まで見ないというのも、個人的には「喝!」ですけどね。