Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

8月27日の出来事(その2)〜『小川麻琴卒業企画』〜

今になって、8月27日の最終公演(特別公演)に関するレポを書くのは、
時間的にも内容的にも難しいので、事細かにレポを書くのは止めておきます。
が、最終公演のカーテンコール時に行われた『小川麻琴卒業企画』に関しては、
8月26日の日記でウダウダと理屈を書きながらも、個人レベルでは賛同した企画でしたので、
このままスルーをしてしまうのは無責任だと思い、あえて触れさせていただきたいと思います。


今回の企画は、企画サイトさん(http://www.pmako.com/graduation/)の“企画内容”を引用させて頂くと、

カーテンコールの小川さん挨拶時(フィナーレ・パレード後のグランド・エンディングで幕が下がってから、もう一度幕が上がった時に、小川さんからなんらかの挨拶があるはずです)に青いサイリウムを点灯し、新宿コマ劇場の客席を小川麻琴さんの好きな色であり、小川麻琴ソロTシャツのカラーでもある「青色」で染めます。

というもので、さらに企画サイトさんには、下記のような注意書きも記載されていました。

※「リボンの騎士」はミュージカルです。公演中はサイリウムの使用は禁止となっておりますので、ミュージカル公演中・フィナーレ・パレードの間はサイリウムを使用することは絶対におやめ下さい。

8月27日当日の最終公演前には、新宿コマ劇場の入り口付近で、
企画スタッフと思われる方々が青いサイリウムを配布されていて、
サイリウムを渡される際には、口頭でサイリウム点灯のタイミングについてのお願いをされていました。
また、企画スタッフの方々が持っていたプラカードにも、企画サイトと同様の注意書きが記載されていました。


しかしながら結果は・・・ここは、私がウダウダと書くよりも、
企画ファンサイトの1つである『おがわっしょい!!』(http://www.pmako.com/)さんの、
8月27日付記事(http://pmako.com/makolog/cgi-bin/archives/001036.html)から引用させて頂きたいと思います。

そして、昼公演と同じく「青空がいつまでも続くような未来であれ!」をまこっちゃんがソロで歌います。青空なだけに卒業企画の青いサイリウムをここで点灯してしまう人がいるかもしれない・・・そういう心配をしていたのですが、誰一人そういう人はいませんでした。昼公演とは違って、そんなところにもちょっと感動してしまいました。


 ただ、カーテンコール前に青いサイリウムをフライングしてしまう人が出て、それが起点となって会場全体が青に染まり、盛大な麻琴コールが起きてしまいました。「青空」のマコソロとかもあって、まこっちゃんの卒業を祝うムードが高まっていたというのもあるのでしょうが、卒業企画が突貫のドタバタなもので、「カーテンコールの小川さんの挨拶時のみ」というタイミングの告知の徹底が至らなかったということでもあります。どうしようか・・と思いましたが、よっすぃ〜が、ナイスなフォローをしてくれたのでなんとかなったというか、本当にあれで心が救われました。思えばよっすぃ〜にはいつもフォローされてばっかり。モーニング娘。のリーダーがよっすぃ〜で良かった!心からそう思いましたよ!


今回の卒業企画は“成功”だったか“失敗”だったのか・・・
・・・その答えを出すのは、個人的には難しいような気がします。
タイミングを外して“フライング”になってしまったという意味では、“失敗”だったのでしょうし、
大きく雰囲気を壊すことも無く、まこっちゃんの良い卒業式を演出できたという意味では、“成功”だったのでしょうし・・・。


私が『小川麻琴卒業企画』の企画サイトを見付けたのは、最終公演日の一週間ほど前でした。
その時には、“主催者側・会場側の許可が取れなければ中止”となっていて、
最終的に“決行”のアナウンスがされたのは、最終公演日の前々日くらいだったと記憶しています。
企画自体がどの程度前から立ち上がったのかが分からないのですが、
基本的にサイリウム・ペンライト類の使用不可の会場での卒業企画ということもあり、
サイリウムの使用許可を得る」という、従来には無かったプロセスがあった分、
『おがわっしょい!!』さんが仰る「突貫のドタバタな」企画になってしまったのは、致し方が無いと思います。
逆に、「突貫のドタバタな」企画でありながら、大きなフライングをした人が出なかった事は、
あるレベルまでは、サイリウム点灯タイミングの周知が行き届いていた証拠、と言えるのかもしれません。


しかし先日、とあるブログで「今回の企画は失敗だった」と強い調子で非難をする記事を目にしました。
今回のミュージカルというのは、長い時間を掛けて作り上げられた、完成度の高い作品である上に、
公演自体も、8月の約1ヶ月間ほぼ連続で40公演をこなすという長丁場、
そんな高い完成度と、水曜日以外は1ヶ月間休み無しというスケジュールが相俟って、
我々ファンにとっては、これまでとは比較にならない位に思い入れが強い作品となったような気がします。
そして、モーニング娘。の中で誰を推しメンバーに据えているかによっては、
私なんかには想像が出来ないくらいに、強烈な思い入れを持っている人がいるのかもしれません。
このブログのオーナーさんも、恐らくは強烈な思い入れを持たれている方で、
最終公演のカーテンコールで、青いサイリウムの点灯が“フライング”となってしまい、
結果的に、本来喝采を浴びるべきメンバーが隅に追いやられてしまった、と思われたのかもしれません。
もっとも、オーナーさんに直接真意を確かめたわけではありませんので、推測の域を出ないのですが、
もし仮にそうだとしたら、この気持ちというのは、私にも分からないではないのです。


・・・しかし、しかしながら、です。
以前にも書いたのですが、単に結果だけを見て、「失敗した」と“後出しジャンケン”的に言うのは簡単なこと。
でも、結果に至るまでのプロセス・・・要は、企画を実行に移すのは、大変なことなのだと思うのです。
今回のミュージカルに関して言えば、先程も書いたブログのオーナーさんも、
卒業企画スタッフの方々も、思い入れの強さという意味では同じなのかもしれませんが、
自らの“想い”を形にすべく動かなかったか、動いたかという点では、決定的な差があるような気がします。
この手の企画に対して、反対意見を述べるのも、冷淡な意見を述べるのも自由です。
でも、もし自らの“想い”に反することをされたから「失敗した」と非難しているのであれば、
私はそのブログのオーナーさんに問いかけたいと思います。
「じゃああなたは、自分の“想い”を伝えるために、何か行動を起こしたのですか?」と・・・。


最後になりましたが、『小川麻琴卒業企画』スタッフの皆さんへ。
結果だけを見れば、皆さんが思った通りには、もしかするとならなかったのかもしれませんが、
まこっちゃんへ“想い”を伝えよう、そして企画を成功させようという“熱意”は、
企画サイトからも、会場前でサイリウムを配布していた方々からも伝わってきました。
グッジョブ!!でしたよ。


何だかまとまりがない文章になってしまい、申し訳ありません。