「おかえり」を言うその前に

“あいぼん”こと加護亜依さんが、再び芸能界に戻ってくるという。
私は、テレビや動画ではインタビューを見ておらず、スポーツ紙の記事しか読んでいないのですが、
そこで見た写真に写っていた彼女の姿は、“あいぼん”や“加護ちゃん”という形容が似つかわしくない、
むしろ、“加護亜依さん”と名前で呼ぶのが相応しい、清楚な二十歳の女性の姿でした。

彼女が2度目の過ちを犯した時、私は確か「重い十字架を一生背負って生きていって欲しい」ということを書いた記憶がありますが、
その気持ちは、彼女が再び公の場に姿を表せるようになった、今でも変わりありません。
背景にどのような事情があれ、“情状酌量”の余地があれ、罪は罪なのですし、
当時は多くの人の気持ちを裏切った事に変わりはないのですから。

今回、加護さんが再び、表舞台に戻ってくる意思を示したということは、
彼女にそれ相応の覚悟があるということだと、私は理解しています。
しかし、私は敢えて今「おかえり」という言葉を書くつもりはありません。
今後、彼女がどのような活動をして、そして、どのように自らの想いを伝えてくれるのか、
それをしっかり見極めた後でも、その言葉をかけるのは、決して遅くないと思いますので。

まずは、加護亜依さんの今後の活躍を願い、温かく見守るところから始めたいと思います。