Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

続・ファンって何なんでしょうね?

1つ前のエントリーでトラックバックを送らせて頂いたブログを見つけたきっかけ、
そして、昨日のこの日記を書いたきっかけになったのが、
『ハートプロジェクト管理人のブログNEO!』さんのエントリーでした。
自らの主張を、落ち着いた調子で理路整然と書かれているので、
同じ訴えるのでも、感情の赴くままに文書を書き殴っている自分が恥ずかしくなってきます・・・。


さて、1つ前のエントリーからの流れで、こちらのブログを引用させて頂く形で、
引き続き“ファン”について思う事を書かせて頂きます。

メンバーを追い詰めるのもファン、それを後押しするのもファン。
メンバーを応援するはずのファンがおかしな方向を向いていることはたしかなようです。


今のハロプロを船に例えると、船の中にいる“ファン”を自称する人達が、
船底に一生懸命、穴を開けて船を沈めようとしている、そんな状況にあるように私は感じています。
ハロプロの事が嫌いな人が、外から攻撃を仕掛けてくる分には一向に構わないのですが、
本来、船の安全な航行を支えて、攻撃からの防御をすべき“自称ファン”が、
船を沈めるのに一生懸命になっている・・・私はそのように感じて仕方がありません。

安易に事務所を批判してみたり、メンバーを疑ってかかったり、相手の立場や事情も考えずに言いたい放題でハローの印象を悪くする。
ストレス発散が一番の目的なんでしょうけど、そんなことがメンバーのためになるなんてことはあり得ませんし、イライラしたときでも冷静でなければ大切な物を失ってしまいます。

ハートプロジェクト。netを初めて2年半の間、ずっと事務所批判だけでは良くならないと言い続けてきましたが、ファンが口にする言葉は昔とあまり変わってなかったりするわけです。
「ファンと事務所の溝が深まるばかり」なんてよく書かれていたりしますけど、事務所が悪いから溝が広がるなんて思うのは安易すぎます。
長い月日が経過する間にファンと事務所が互いに互いの言葉を素直に受け止められなくなっているところはあると思いますが、その壁を打ち破る勇気と思いやりをみんなが持てれば、溝は埋まるのではないでしょうか。


いわゆる“ハロプロ界隈”のブログやサイトの多くでは、
メンバーや事務所・レコード会社のミスは事細かに取り上げて、大々的に批判するにも関わらず、
“自称ファン”の迷惑行為については、触れる事すらしていない所が多いように思います。


かつてファンクラブから、コンサート会場での“器物損壊”についての報告が来た事がありましたが、
それについて触れたブログやサイトを、私はあまり見かけなかったような気がします。
本当は、こういう事こそ、ネット上の各所で大々的に取り上げられて然るべきだと思うのですが・・・。


また最近では、コンサート会場の多くで“トレーディングスペース”が設けられるようになりましたが、
それも元々は、“自称ファン”の人達が、会場外のあらゆるスペースを占有して、
あちらこちらで“露店”を開いて、歩行者に対する妨害行為を働いていた事が大きな理由だと思うのです。
しかし、“トレーディングスペース”が初めて導入され、その事前告知が公式サイトに掲載された際には、
「そういうグッズを売る方が悪い」という、事務所への責任転嫁的な意見止まりが殆どで、
ファン側の行為にまで踏み込んで書かれたブログやサイトは、極々少数だった記憶があります。


大変悲しい事ですが、これではハロプロのファン全体が、
自己反省が出来ない、利己的な人間の集まりだと思われても、仕方がありませんよね。
そして、多くの“自称ファン”の行動や言動の為に、純然たるファンも同一視され、
更には、ハロプロそのものが「モラルが低い人間が群がっている」と色眼鏡で見られてしまう・・・
・・・果たしてこの事に、いつになったら気付く事が出来るのでしょうか。

サイト巡回しても、会場にいても、事務所のやり方が気にくわないとはよく見聞きますが、そういう人はなぜそうなっているのか事務所の人や関係者の人と自分が疑問に思っていることを直接話し合ったことでもあるのかなと、いつも思います。


もし本当に、相手の事を応援する気があって、
何かを変えたい、何かを良くしたいと本気で思うのであれば、
ブログやサイトで文句をタラタラ書いているだけではなくて、
何か具体的なアクションを起こさないといけませんよね・・・
・・・かく言う私も、その事を肝に銘じなければなりませんが。


そして、相手に意見をするのも大事な事ですが、
その前にやらなくてはならないのは、ファン側の自己反省。
ハロプロのファンや“自称ファン”は、仲間意識・・・というよりも“ムラ意識”が強いが故に、
事の良し悪しの判断基準がマヒしてしまったり、本来相手に注意すべき事にも関わらず、
そこから敢えて目を背けているのかもしれませんが、
自分達が姿勢を改めずに、相手にだけ一丁前に意見をしているだけでは、
聞き入れてくれる事も聞き入れてくれなくなりますよ。物事って、そういう物だと思いますから。


ハロプロのメンバー達は、日々進化・成長を続けています。
我々も、彼女達に負けないように、いい加減、進化・成長をしましょうよ!!