日曜昼に向けての布石

日曜日のお昼といえば、現時点ではあえて固有名詞は書きませんが、
“芸能界のご意見番”と言われる、某大物女性歌手の方のテレビ番組が放送されます。
その番組の前半では、この一週間の芸能ニュースが取り上げられ、
話題によっては、“ご意見番”さんが舌鋒鋭く、辛口のコメントを発しています。

（この記事も少し長くなりますので「続きを読む」で隠します）
残念ながら放送は見ていないのですが、先々週（5月13日）の放送では、
辻希美さんの電撃結婚・妊娠についての話題が取り上げられ、
見聞きするところによると、件の“ご意見番”さんからは、
次から次に辛口なコメント、世間で言う“正論”が舌鋒鋭く飛び出したとのこと。
どうやら“ご意見番”さんは、
辻さんが結果的に仕事をキャンセルせざるを得なくなった「責任感」の問題と、
「アイドルとして置かれている立場」の問題から“正論”をぶち上げたようです。

恐らく明日の番組では、昨日発覚したミキティの一件も大々的に取り上げられることでしょう。
そしてその中では、辻さんの一件からほとぼりが冷めない中での出来事に対して、
“ご意見番”さんからは、再び辛辣なコメントが発せられることが考えられます。

私はここで、明日の放送を前に、ある事実を“布石”として書いておきたいと思います。

ニュースとしては大きく扱われませんでしたが、
“ご意見番”さんの後輩に当たる、同じ事務所のとある女性タレントさんが、
自動車の運転中に速度超過で取り締まりを受けた際に、
免許証を失効させている事が発覚した、という出来事がありました。
スピード違反に無免許、これらはいずれも道路交通法に反する事で、
言うなれば、歴然とした“違法行為”です。

更に言えば、過去を蒸し返すようで申し訳ないのですが、
“ご意見番”さんの後輩に当たる、別の女性タレントさんが、
小学生時代の集団窃盗行為をテレビで面白半分に告白し、*1
その結果、警察からも取り調べを受けるという出来事もありました。
そして、そのタレントさんを擁護するような発言をし、
自らの番組で復帰させ、当人に謝罪をさせる場を与えたのは、
誰あろう“ご意見番”さんでした。

“ご意見番”さん、あなたが明日の番組でどのような発言をしても、私は一向に構いません。
しかし、あなたの明日の発言内容次第では、私はあなたの姿勢を質すつもりです。
果たして、国が定めた法律に反する違法行為を犯した人間を責められない者に、
社会通念上、或いは、自らの考えと反する行動を取った人間を責める資格があるのか。
自らの後輩の責任を問うことが出来ない人間に、よそ様の責任を問う資格があるのか。

明日の放送では、あなたの存念をたっぷりと聞かせていただきます。
私は、自らが好きなものを守るためならば、犯罪以外は何でもやるつもりですから。

*1:番組のスタッフから言うように指示されたようですが。