Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

ヴァンサンク@中野(4/29)の感想などを・・・extra

昨日のなっちコン@中野で残念だったのは、相変わらずの客席のマナーでした。
1つ前の記事で、

ほぼ純粋に音楽を楽しめる空間に近く、
そして、歌手:安倍なつみの歌を楽しめる空間に近い状態になっていた

と、あえて“ほぼ”とか“近い”という表現をしたのは、
このマナーの事が、心の中で引っ掛かっているから、なんですよね。


私は、ハロプロ系でもそれ以外でも、
コンサートは基本的に楽しむべきものだという主義なので、
他人に迷惑にならない程度であれば、盛り上がるときには大いに盛り上がり、
場の空気を壊さない程度であれば、いわゆる“PPPH”もOKだと思っています。
ただ、ここで私が言う“楽しむ”というのは、
当然の事ながら、空気を読まずに好き勝手に振る舞うという意味ではなく、
静かな曲の時には、静かに歌に耳を傾ける、
要は、時と場合に応じて楽しみ方を変える、
広い意味での“楽しむ”という事なんですけれどもね。


昨日のお客さんは、私がいた場所が悪かっただけかもしれませんが、
ハッキリ言って“ダメ”な人が相変わらず多かったです。しかも“両極端”に。


一端の方は、相変わらずの空気が読めない「なっちコール」と、
「ウリャホイウリャホイ」というヲタ芸コール。
静かな曲の間奏でもない部分で、なんで大声で「なっち〜!」と叫ぶ事が出来るのか、
そして、昨日のような雰囲気のコンサートで、
いくら盛り上がる曲とは言え、ヲタ芸でしか盛り上がる事が出来ないのか、
私には、こういう行動に出る連中の神経を疑いたくなってしまいます。
考えようによっては、そういう行動でしか、なっちへの愛情表現が出来ない、
あるいは他に盛り上がる術を知らない、可哀想な人達なのかもしれませんが。


また、この一端に含めて良いのか分かりませんが、
MCの途中や静かな曲の途中で、仲間内で繰り広げられる無駄話も、
なっちの話や歌声に静かに耳を傾けていたい者としては、迷惑この上ありません。
昨日の夜公演でも、私がいた席*1の左後ろの辺りから、無駄話が聞こえてきていましたが、
他の方のブログでも書かれていたのですが、無駄話をするのは、
2人以上で連れ立って来る連中に多く見られる傾向のような気がします。
(もちろん、そうでは無い方々の方が多いとは思います、念のために。)
こういう連中は、一体何を目的にしてコンサート会場に来ているのでしょうか?
もし静かな曲が嫌い、あるいは、どうしても仲間内で喋りたいのであれば、
最低限、客席外のロビーに出る位の配慮をして欲しいものです。
もっとも、その程度の配慮が出来ない、空気が読めない連中だからこそ、
客席内でも平気で無駄話を繰り広げられるのでしょうけれども。


そして、両極端のもう一端。
これは、昼公演の2階席中央付近にいた方々の殆どがそうだったのですが、
着席して静かに曲を聴くという事は、アップテンポな曲でも、
拍手すらしないでジッと黙って座っていても良い、という事ではありませんよ。
もしかすると、ハロプロ系コンサートでは今や希少価値となった一般のお客さん・・・
・・・とも思ったのですが、全員男性で、年齢層もやや高めだったので、
恐らくは、単に大人しいファンの方々だったのだと思うのですが、
コンサートの最初から最後まで、黙って座っているのは、
(もしかするとファミリー席だったのかもしれませんが)
先程書いたような、はた迷惑な連中に比べれば、何の害もないので良いのですが、
アップテンポな曲でも、拍手一つしない、身体でリズムすら取らないのは、
私に言わせれば、コンサートを楽しんでいない、という事なんですよね。
いわゆる、コアなファンの方が少ない、非ハロプロ系のコンサートに行くと、
「コンサートDVDのバーチャル体験」の如く、じっと座っている方を多く見かけますが、
昨日のコンサートでのこの光景は、少し残念でしたね・・・。


昨日の中野のように、数多くの人が集まる会場では仕方がない事なのかもしれませんが、
様々な方が書いておられるように、ステージ上のなっちが一歩ずつ成長しているのに、
ヲタ側には未だに成長出来ない連中がいるのが、残念で仕方がありません。


そして、これは是非とも“なっち一推し”或いは“なっちに一途”な方々に問いたいのですが、
皆さんは、この現状をどのように捉えられているのでしょうか?
客席に居る人々に、終演後の止まない拍手を求めるのも良いでしょう。
或いは、最後のMCの時に「なっち!」コールを求めるのも良いでしょう。
でも、それらのようなイベント事を企画するよりも前に、
先程書いたような、迷惑なコールやヲタ芸、雑談を無くするという、
どの公演にもあって然るべき、正常な客席環境の整備の方が大事だと思いますよ。


愛情表現の暴走が“迷惑行為”に結びついているのであれば、
その暴走を停めてあげる事が必要なはずで、
それは私のような偉そうな口を叩いている“DD”ではなく、
同じなっち一推しの人の方が、より効果的であるような気がします。
ハロプロメンバーのコンサート・ライブのように、
あまりにファンによる“締め付け”が厳しくなりすぎて、
変な緊張感や、見えない高い敷居が出来てしまうのは考え物ですが、
イベント事への協力を求める横で、大声禁止や静寂を求めるボードを掲げるなど、
正常な客席環境作りのために、少しでも動きを起こせないでしょうか・・・。


なっちの言葉を借りれば、
彼女と共に、ファンも一歩ずつ成長していかなくてはならないはずです。
応援する相手は着実に成長しているのに、
応援している側の我々は、いつまでも成長できない、或いは成長を拒む、
更には、成長できない・成長しない人間の事は見て見ぬふりをする・・・
・・・本当にそれで良いのか、そして、それが応援する相手の為になるのか、
いつまでも“自浄能力がないアイドルオタクの集まり”で良いのか、
一介のなっち好きから、なっち推しの皆さんへ問題提起をして、
この文章の更新を止めておきたいと思います。




最後にもう一言だけ。
井の中の蛙大海を知らず」という諺がありますが、
たかが“DD”の戯れ言と仰るのであれば、それはそれで結構です。
ですが、安倍なつみという名の井戸の水しか知らない人にしか、
考え付かないし書けない事もあるのと同じで、
ある程度、ハロプロの内外を泳いできた“DD”にしか、
考えつかないし書けない事もあるのですよ。

*1:ちなみに私がいたのは、中央付近の列の、最も右のブロック。