“素材”を生かすも殺すも“料理人”次第です！
昨日からネット上の各所で取り上げられていた話題ですが、
4月から“ハロモニ”こと、テレビ東京の『ハロー！モーニング。』の放送時間が、
現行の54分から30分に短縮されるとのことです。
◎文化通信.comより抜粋
プライムタイム以外でも、夕方アニメ枠、深夜枠のクールごとの入れ替えを除き、改編は少なく、現状の流れを活かす形となる。主な改編ポイントは次のとおり。
http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=8388
（中略）
▽日11時25分〜12時54分の時間は、現在の「TXNニュース」〜11時30分〜「ハロー!モーニング。」〜12時24分〜「Ya‐Ya‐yah」から、「TVチャンピオン2(再)」〜12時19分〜「ハロー!モーニング。」〜12時49分〜「TXNニュース」へと変更。「Ya‐Ya‐yah」は、土18時30分〜19時枠に移行。
どうやらハロモニは、テレビ東京の数少ない4月の“改変対象”になってしまったようですが、
個人的には「打ち切りにならずにホッとした」という安堵感と、
「放送時間が短くなってしまった」という失望感を、半分ずつ感じています。
モーニング娘。のファンであることを抜きにして、
今回のこの記事を目にした“単なるテレビ好きの私”の感想としては、
「よく放送時間の短縮だけで済んだな」というのが正直なところです。
私は同居している親の目があるもので、
最近は滅多にリアルタイム（日曜11時30分〜）で見ることが出来ず、
HDDレコーダーに録画した番組を後から見ているのですが、
つまらないコーナーは少し見ただけで早送りで飛ばしてしまうんですよね。
特に昨年の中盤〜終盤の『ハロモニ』は、「面白い」と感じる事が少なくて、
再生している時間よりも、早送りをしている時間の方が長かったような気がします。
しかし、モーニング娘。のファン、しいてはハロプロのファン*1としての心境は正反対でして、
今回の放送時間短縮の決定は残念で、それを通り越して悔しささえ感じています。
今や、モーニング娘。の姿を欠かさずに見ることが出来る、
唯一のテレビ番組だから、という単純な理由ばかりではなく、
他の方々もブログ等で同じようなことを書かれていたのですが、
今年に入ってからは面白い企画が結構多くて、“復調”の兆しも見えていただけに、
その矢先に放送時間短縮というナタが振るわれた事は、残念で仕方がありません。
『ハロモニ』の製作スタッフの面々が、
番組出演者である現在のモーニング娘。をどう評価しているか分かりませんが、
一般論として、どんな良い“素材”も料理人に腕が無ければ大した料理にはなりませんし、
逆に、さほど良くない“素材”でも、腕利きの料理人の手にかかれば素晴らしい料理に化けます。
要は、モーニング娘。という“素材”を使って、『ハロモニ』という名の料理を作る時には、
“素材”を生かすも殺すも、料理の味を決めるのも、料理人である製作スタッフ次第ということ。
今回ナタを振るわれた事で、料理の量は半分に減ってしまいますが、
量が少なくなったのであれば、食通を唸らせる味で勝負する以外に道はありません。
最後に同じ事をもう一度言いますが、“素材”を生かすも殺すも、
そして、“素材”の隠れた味を引き出すのも、“料理人”の腕次第です。
“料理人”達が目を覚まして、モーニング娘。という“素材”を生かした、
『ハロモニ』という絶品の料理に仕立ててくれる事を、私は切に願っています。
