Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

土曜プレミアム『ローレライ』を見ました

21時からフジテレビの“土曜プレミアム”枠で放送されていた、映画『ローレライ』を見ました。


この映画は2年前の作品だそうですが、調べてみると、今から2年前の2005年というのは、
今夜放送された『ローレライ』の他にも『亡国のイージス』、『男たちの大和』と、
やたらと軍事物の日本映画が公開された年だったんですね。
ちなみに2005年当時、私はどの作品にもさほど興味が湧かなかったので、
男たちの大和』は映画館でもDVDでも見たことが無く、
亡国のイージス』は少し前にテレビ(地上波)で放送されていたのを初めて見て、
そして今日、テレビで初めて『ローレライ』を見た次第です。


ちなみに、以前に見た『亡国のイージス』は、それなりに見応えがある作品ではあったのですが、
イージス艦に搭乗している主立った登場人物が次から次に、様々な形で命を落としていって、
イージス艦の中で最後に生き残ったのが主人公だけ*1という展開を見て、
最後の最後に(不謹慎ではありますが)失笑を禁じ得ず、興ざめした記憶があります。


そして今回の『ローレライ』、個人的には色々とツッコミどころがある作品だったのですが、
その最たる物が、物語の終盤で、敵から新型の武器(爆雷)による攻撃を受けるシーン。
敵が使っている新型の武器(爆雷)の事を詳しく知っている乗組員がいたのですが、
一体どのような手を使って、新型の武器の特徴を知り得たのかが疑問ですし、
それ以前に、目視できない状況の中で、新型の武器が海中に投下された事が分かるというのは、
ローレライ”の心臓部である香椎由宇さんよりも、凄い能力を持っていることになりますよ(笑)


そして、この作品のVFX(と言うんですか?)が、何となく安っぽいというか、
少し質が悪いアニメのように見えてしまったのは、私だけでしょうか?
特に海上を潜水艦が航行するシーンでは、それが顕著に表れていたような気がします。


この作品の唯一の見所だったのは、堤真一さんと役所広司さんの通信による台詞の応酬。
見応えがあった、と言うよりも、2人が話す台詞が、心にグサリと来たと言うべきでしょうか。


個人的には『亡国のイージス』>『ローレライ』という感じでしょうか。

*1:記憶違いかもしれませんので、間違っていたらご指摘下さい。