今日の独り言〜生きるということ〜

夜にテレビのニュースを見ていたら、自らの手で命を絶ったというニュースが立て続けに流れていました。
事故死した恋人の後を追った女性、いじめを苦にした中学生・・・
・・・自ら命を絶つという決断に至るまでの悩みや心の葛藤などは、
他人である私には分かる術はありませんし、どうすることも出来ない事なのかもしれません。
それでも私は、このようなニュースを見聞きする度に、どうして？と疑問を感じるのと共に、
当人が下した非常に重い決断に対して、一種の空しさのようなものを感じるのです。

昼間に見たドラマ『命の奇跡』の中で、松浦亜弥ちゃんが演じる佳美さんが、
学校の屋上から飛び降りようとした同級生に対して、こんな言葉を投げかけています。
「私は生きたいよ！生きたくても生きられない人もいるの！そんな簡単に命を捨てないでよ！」
「居ても居なくてもいい人なんていないわ！どんな人にだって、生まれてきた意味があるの！」
「今あなたは、辛くて苦しくて張り裂けそうでも、生きていれば、いつかあなたを心から必要としてくれる人に出会うと思う！」
心臓の難病に冒され、命の灯火がいつ消えてもおかしくない状況の中で、
明るく前向きに生きようとした佳美さんから発せられたこの言葉には、非常に重いものがあります。
この言葉を、深い悩みの中にいて、重い決断をしようとしている人々に投げかけることが出来れば・・・。
そんなことを考えた、日曜日の夜でした・・・。