Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

極めて私的な“ファン論”〜Hello! Project Edition〜

現在、『ハロプロ サポートサイト ハートプロジェクト。net』さん で、
先日の松浦亜弥コンサート@相模大野における「公演中止時の係員の対応」と、
「公演中止の公式発表」に関する“緊急アンケート”が行われています。


  ◎2006/10/09相模大野公演中止時の係員の対応について
    http://heartproject.net/enq/hpn/tpseq/183/view.vi-yu-den
  ◎2006/10/09相模大野公演中止の公式発表について
    http://heartproject.net/enq/hpn/tpseq/184/view.C-ute


このアンケートに寄せられているコメントを読んだのですが・・・まあ、何と言いましょうか、
批判精神に溢れた、いかにも“ハロプロヲタ”らしいコメントだなと・・・。
まあ、ここはあえてこのように、オブラートに包んだ言い方をしておきますが・・・。


ここで、私の考えを表明するのに当たり、約1ヶ月前(2006年9月6日)のこの日記に、
「極めて私的な“ファン論”」と題して載せた文章 から、一部抜粋して再掲載したいと思います。

私が思うに“ファン”というのは、少し表現が悪いかもしれませんが、
好きなアーティストの事を“盲目的”に甘やかすだけではなくて、
厳しい言葉を投げかけることも、時には大切な事のだと思います。
でも、ただ単に厳しいことを言うだけならば、いわゆる“一見さん”でも簡単に出来る事。
“一見さん”と“ファン”の違いは、
好きなアーティストを応援する気持ちの大きさなのだと、私は考えています。
もし、少しでも応援する気持ちがあれば、「厳しさの中に優しさを」、
あるいは逆に「優しさの中に厳しさを」持って、物事を言ったり書いたり出来るはずですから。
(コメントの多くには、厳しさの中に優しさを感じ取れますが・・・。)
良い事をした時には褒めてあげて、逆に悪いことをした時にはきちんと叱る。
私には育児経験はありませんが、ファンが応援する対象への接し方というのは、
子育てをするのと近い感覚でいるのが理想的なのかもしれませんね。

“ファン”というのは、アーティストの“サポーター”でもあると、私は考えています。
私があえてここで書くまでもない、至極当たり前の事かもしれませんが、
盛り上がるべき場面では盛り上がり、静かに聴く場面では静かに聴く、
そして・・・まさかファイナルでそんな事は無いとは思いますが、
もし、ヒッキーのコンディションが思わしくない時には、
(場面にもよりますが)ファンの皆さんで歌って“サポート”をしてあげるのもアリだと思います。

私は世間一般では“アイドル”と言われる集団・・・
・・・まあ、ハッキリ言ってしまうとハロプロですが(笑)、
そこを“主戦場”として、各地(関東近郊中心)のコンサート会場に出没したり、
この日記で考えていることや“想い”などを、気が向くままに書いていますが、
私が考える“ファン論”というのは、ヒッキーであろうとハロプロであろうと、
他のアーティストであろうとスポーツ選手であろうと、共通する事だと考えていますので、
今回は、検索エンジンでの検索をきっかけに、宇多田ヒカルさんのファン向けに、
そして、私と同じ“主戦場”にいる「あなた、本当に“ファン”なの?」と、
思わず疑問符を投げかけたくなるような方々への、私なりのメッセージとして、
以上の文章を書かせて頂きました。


先程のリンク先のアンケートに寄せられたコメントを見ると、
現時点では1つの例外を除いて、事務所の対応に対する厳しい意見のオンパレードとなっています。
10月9日の日記でも書いたのですが、相模大野でのコンサートに関しては、
スタッフサイドの対応の不手際や不案内があったのも、否定しがたい事実だと思います。
また、我々ファンサイドが「悪いことは悪い」「駄目なものはダメ」と、
アンケートに寄せられているコメントのように、ハッキリと意見を述べることも大事です。


その上で、上記のアンケートに厳しいコメントを寄せた方々というのは、
果たしてどの程度、亜弥ちゃんの事を思っているのか、疑問に感じざるを得ないのです。
上記リンク先のアンケートのテーマが、事務所・主催者サイドの対応に限定されている為、
“その先”や“その奥にある思い”に言及できるようになっていないという、テーマ設定の問題もあるのですが、
ただ単に「事務所の対応が悪い」という意見に帰結してしまっていて、
亜弥ちゃんに対する“愛情”が、アンケートに寄せられたコメントには微塵も感じられないのです。
さらに、実際には“現場”にいなかったにも関わらず、
伝聞のみで事態を把握して、厳しい意見を書かれている方もいるのですが、
果たしてそれは、如何なものなのでしょうか・・・。


ハロプロ界隈”におられる方々というのは、非常に良い言い方をすれば、批判精神に富んでいて、
“批評家”や“評論家”としては、私なんかは足元にも及ばない方々が、界隈には多数おられます。
しかし、界隈の中に“ファン”と呼べる方は、果たしてどの程度いるのでしょうか?


事務所の文句を書くな!などとは、ここではあえて言わないでおきますが、
事務所サイドの批判ばかりに心血を注ぎ、そこに終始してしまうのは止めにして、
そのパワーを自分が推すグループやアーティストへの“愛情”に転換してみませんか?
もうそろそろ“批評家”や“評論家”、さらには単なる“クレーマー”を卒業して、
ちゃんと“ファン”として、推しメンバーやユニットに愛情を注ぎましょうよ。