Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

続・『リボンの騎士 ザ・ミュージカル』二度目の観賞

それでは引き続き、本日16時からの公演を観ての感想や気付いたことなどを、
つらづらと書いて行きたいと思います。


◎(改めて)“主演”高橋愛ちゃん
1つ前の見出しでも書いたように、6日の公演(16:00開演の部)は22列目で観たので、
ステージ全体を様子を見るのには良いポジションだったのですが、
ステージ上の演者の表情はあまり良く見えなかったのです。
そこで、運良く6列目に進出できた今日は、演者の表情に注目して観ていました。
8月9日の日記(“続きを読む”で隠している部分になるのですが)で、
サファイア役の高橋愛ちゃんの演技を観ての感想として、
「身のこなしから台詞回しに至るまで、“女役”と“男役”の切り替えがお見事!」
という事を書いたのですが、表情も“女役”の時と“男役”の時とで、
しっかりと切り替わっているのを今日の公演で見て、改めて彼女の演技力に感心した次第です。
少し具体的に書くと、“サファイア姫”の時は、花束を持って目を輝かせたり、
女性らしく優しい表情を見せたりする一方で、
サファイア王子”の時は、男らしくキリッと引き締まった表情になっているんですね。
今日(16時の回)は、序盤で台詞を噛む場面が少しあったような気がしますが、
それでも素晴らしい“サファイア姫”“サファイア王子”を見せてくれたと思います。


◎“鳥肌もの”の歌声〜その1〜
今回の『リボンの騎士』では、歌声を聴いて、背筋がゾクゾクッとする瞬間、
あるいは、鳥肌が立つかのような感覚を覚える瞬間が度々あります。
箙かおるさんの歌声は、やはり宝塚仕込みだけあって、声量や迫力が群を抜いていて、
鳥肌が立つのを通り越して、観ているこちらが迫力に圧倒されてしまうかのよう。
また、マルシアさんの歌声も、ミュージカル経験が豊富なだけあって、声量や迫力が違う。
我々観客側もそれが分かっていて、箙さんやマルシアさんが劇中で歌い終わった後、
そして、最後のカーテンコールの時、ハロプロメンバーに負けないくらいの拍手が沸き起こるのが、
その何よりの証拠と言えるのではないでしょうか?


◎“鳥肌もの”の歌声〜その2〜
しかし、今回の『リボンの騎士 ザ・ミュージカル』では、
ハロプロメンバーも負けじと、素晴らしい歌声を劇場内に響かせ、存在感を示してくれています。
8月9日の日記(これまた、“続きを読む”で隠している部分になるのですが)でも触れた、魔女ヘケート役のミキティ
物語中盤で、大臣役のよっすぃーと一緒に歌うシーンがあるのですが、
このシーンでの2人の歌声の迫力が鳥肌ものでした。
ヘケート、大臣共に、自らの願望あるいは欲望を達成するための重大な局面を迎え、
力強く歌を歌う場面だったこともあるのですが、あの場面での迫力は凄かったですね。
そして、物語終盤に“騎士”として登場するガキさんえりりんの歌も、
短いながらも、迫力と力強さと“意外性”があって良かったと思います。


◎舞台の細かい部分を見てみると・・・
今日のように右サイドの席で舞台を見ていると、
真ん中〜左サイドの席に座っていては、見ることが出来ない部分も見えるのが面白いですね。
舞台の真ん中に大きなセットが組まれて、後ろの“大階段”が見えなくなる場面があるのですが、
実は死角になっている“大階段”でも、セットでの演技に繋がる演技を、
さり気ないながらも、しっかりとしているんですね。さすが、演出が細部まで行き渡っています・・・。


・・・まだまだ書きたいことはあるんです。
“フィナーレ”の部分の事や、グッズの事や、新宿コマ劇場自体の事や・・・。
でも、私にはあと2回、舞台を観に行く機会があるので、その時にでもまた。