Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

拝啓、矢口真里様。

昨日の深夜、『音楽戦士(ミュージックファイター)』で、あなたのコメントを見ました。
とりあえずは、あなたの元気そうな姿を見て安心しました。
ファンの間では、あなたが「公式の場に出られない位に憔悴しているのでは?」と、
心配する声もあったものですから、まずはそこまで落ち込んでいなさそうで、何よりです。


あなたが突然、モーニング娘。からの“脱退”を表明してから、
早いもので、既に2週間以上の時間が経過しました。
この2週間、この事態をどのように受け止めれば良いのか、私なりに考えてみたのですが、
取りあえずは、あなたが“脱退”したという事実を受け止めるしかないという、
極めて最低限の、かつ当たり前の答えしか見つけられない状態です。


今、もし可能なのであれば、矢口さん、あなたに尋ねたい事がいくつもあります。



あなたにとって、モーニング娘。というのは単なる“アイドルグループ”だったのですか?



あなたが、後から入ってきたメンバーに教えよう、伝えようとしていた事は、
単なる“アイドル”としてのモーニング娘。の精神だったのですか?



だとしたら、これまで卒業した10人のメンバーが、
そして現在の10人のメンバーがあなたと一緒に作り上げてきたものは、
“アイドルグループ”でしかないモーニング娘。だったのですか?



あなたは、グループを離れる事でしか「責任を取る」事は出来なかったのですか?



逆にグループから突如離脱する事で、“責任放棄”になるとは考えなかったのですか?



あなたにとって、モーニング娘。というグループは、簡単に離れてしまえるほど、
それほどまでに軽い存在だったのですか?



矢口さん、私はあなたが、モーニング娘。に後から入ってきたメンバーに、娘。の魂を注入する、
いわば“伝道師”のような役割を果たしてくれる事を期待していたのです。
あなたが、卒業していった“盟友”達と築いた伝統を守り、引き継いでくれる事を期待していたのです。
そのようなあなたの存在は、来週に迫った石川梨華ちゃん卒業後に、より重要性を増し、
精神的な支柱として、ある程度の時期までモーニング娘。を支えてくれるものと信じていたのです。
だから、それだから、今回の事態に至るまでの経緯や理由は何にせよ、
私はあなたが、モーニング娘。を“自主退学”したことが許せません。
そして、モーニング娘。のメンバーを引っ張って行くべき、
リーダーとしての責任を放棄した行為を、私は許す事が出来ません。


恐らくこのまま行くと、私は今後ソロとして活動する矢口さんのことを、
今のかおりん、なっち、ごっちんのように応援するのは、きっと無理です。
モヤモヤしたものが残ったまま応援するなんて、私には絶対無理ですから。


ネット上で、そしてコンサート会場で、
あなたの『モーニング娘。復帰嘆願署名』運動が展開されていました。
私もこの署名に賛同して、名前を記した1人なのですが、
それは矢口さんに1日でも、1時間でも、10分でも、モーニング娘。に戻ってきて欲しいという思いと、
プレスリリースをなぞるだけでもいいから、テレビで収録したVTRを流すだけではなくて、
ちゃんと公の場で、自分の言葉としてファンに説明して欲しいという思いからです。
それに、突然好きな人が出来たからって、
コメントをポンと残しただけで、1人でモーニング娘。という名の学舎を去っていくなんて、
モーニング娘。のファンとしては、とっても寂しいことなんですよ。
あなたが今回の決断を下した事も、あなたにとって辛く悲しい事だったと思うけれども、
同様に我々ファンも、あなたのこの決断に辛い思いや悲しい思いをしているのです。
とても、テレビでお詫びのコメントをされても、癒えるような心境ではないのですよ。


明日放送される『ハロモニ』で、モーニング娘。の7期メンバーが発表される予定です。
そして、5/7夜のコンサートを最後に、石川梨華ちゃんが娘。を卒業していきます。
矢口さんがモーニング娘。を“自主退学”してしまったことで、
私の心の中にもポッカリと大きな穴が空いたような感じがしていますが、
もうじき、新生モーニング娘。が再び誕生しようとしている今、
私も新生モーニング娘。を応援するべく、
今日のこの、矢口さんへのメッセージを最後に、過去の出来事は吹っ切りたいと思います。
心に出来た大きな穴がどれだけ埋められるか、私にも分かりませんが。
ただ、現在の娘。メンバーもきっと、4/14〜5/7に起きた、あるいは迎える出来事を乗り越えて、
新しいモーニング娘。を作ろうと必死で頑張ってくれるはずですから。
私も取りあえずは、あなたの事は忘れて、彼女達を応援し続けようと思います。


矢口さん、あなたが愛したモーニング娘。を、私はこれからも愛し続けます。
“ボーカルグループ”あるいは“パフォーマンスグループ”としてのモーニング娘。を。