Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

謹慎・自粛(その1) 〜一体何を考えているんだ!〜

後浦なつみコンサートの申し込みについて書く前に、
いち野球ファンとして非常に残念、かつ、怒りを覚えるニュースが入ってきたので、
そのニュースについて書きたいと思います。


北海道日本ハムファイターズにドラフト1巡目で入団したダルビッシュ有投手が、
何と未成年であるにも関わらず喫煙していた事が発覚し、
ファイターズは無期限の謹慎処分を下したとのことです。
  http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20050221k0000m040035000c.html


この記事を読んで驚いたのは、喫煙していたのが昔の話ではなく、
事もあろうにキャンプの真っ只中である、今月17日の事だったということ。
もっとも、↓の日刊スポーツ(2004年9月18日付)の記事によると、
彼は高校時代にも喫煙していたらしく(しかも本人も認めていたとのこと)、
乱暴な言い方をすれば「癖が治っていなかった」ということになりますね。
  http://www.nikkansports.com/ns/baseball/amateur/p-bb-tp5-040918-0006.html


本当に、彼は一体何を考えているのでしょうか?
ファイターズにドラフト1巡目で入団し、プロ野球選手になった事で、
自分が大人になったとか、偉くなったなどと勘違いをしているのではないでしょうか?
シーズンに向けて練習・調整・体作りをする時であるはずの、キャンプ期間中に、
それも、プロ野球の世界に入って、初めて迎えるキャンプの最中にタバコを吸うなど、
社会ルールに反しているのはもちろん、それを抜きにしても言語道断の所業です。
よほど自分の力に自信を持っているのか、もしくは単に自惚れているのかは分かりませんが、
プロの世界をナメているとしか、私には言いようがありません。


以前にも、全く別件で同じような事を書いたのですが、
プロ野球選手は、世間の注目を集める分、社会的にも影響力が大きい存在だと思うのです。
それは、プロ生活20年目の大ベテランであろうと、1年目の新人であろうと関係ありません。
特にダルビッシュ投手は、甲子園で活躍した事もあって、
ファイターズに入団する前から注目を浴びていたのだから、なおさらですよ。


今回の事件が起こった事で、少なくとも彼には、
 プロ野球選手としての自覚はほとんど無かった
と、私は考えざるをえません。
さらには、18歳でタバコを吸えば法律違反になるという常識も知らなかったと。
いや、この程度の常識を知らないはずはないでしょうから、
法に反している事を知っていながら、プロ野球選手という肩書きを付けて、
公共の場であるパチンコ店でタバコを吸っていた事から判断すると、
やはり彼には自覚が著しく欠如している、と考えるのが妥当でしょう。


今回のようなケースは「未成年だから」という理由で、
氏名は未公表になるのが普通なのだけれど、しっかりと氏名まで公表したのは、
球団とご両親が、事の重大さ、与える影響の大きさを認識しているからだと思います。
(写真誌にキャッチされたという理由もあるでしょうが。)
本人が自覚していない反面、周りの関係者の方が、
本人が持っていて当たり前の“心構え”を持っていたのですね。


私は北海道日本ハムファイターズは大好きというわけではありませんので、
かなりダルビッシュ投手に対して手厳しい事を書いてしまいましたが、
どうかファイターズやダルビッシュ投手のファン・関係者の方は、
厳しく厳しく厳しく厳しく、そして時には暖かく彼を見守ってあげてください。


残念な事に、必ず年に1〜2回、プロ野球選手が起こした“事件”が報道されています。
最近では、スピード違反を繰り返し犯しておきながら出頭要請に応じず、
最終的には執行猶予付きの有罪判決まで受けた、某在関西球団のK選手や、
事件にまでは発展しなかったものの、
自主トレ中に自分の不注意で逃がしてしまった愛犬を探す内に、
敷地への不法侵入をしたしないで住民や警察と大もめになった、
同じ某在関西球団のS投手など、
私に言わせれば「この選手、シーズンでどの程度活躍していたっけ?」というレベルの選手が、
本当によく警察沙汰になっているんですよね。


ダルビッシュ投手には、これらのような中途半端な選手にはなって欲しくありませんので、
今回の事件を逆に“好機”と考えて、
鎌ヶ谷ファイターズ”で心を入れ替えて、野球選手としての力や技を磨く前に、
まずはプロ野球選手の“自覚”をしっかりと持つところから始めて欲しいと思います。
球団やご両親などにはもの凄く迷惑を掛けているのだけれども、
そういった人達への恩返しは、“心・技・体”を鍛えてからでも遅くはないぞ!!