Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

消化不良&意味不明の最終回

なっちの初主演ドラマ『仔犬のワルツ』が、昨日、ついに最終回を迎えました。
結局、最後の最後まで訳が分からないドラマだったなぁ・・・・・・というのが率直な感想です。
昨日の最終回は、もしかすると当初は「最終回90分スペシャル」を作る予定だったのでしょうか。
そうでないと、54分という放送時間内に収まりきらない分量の「謎解き」や「犯人の正体」といった結論を、
十分な説明もせずに明かすような展開にはならないでしょう。
結局最後に残ったのは、なっち演じる葉音と、芯也が結婚式を挙げた直後に命を絶った(と思われる)という事実のみで、
(↑これは、第3話?で菅井きんさん演じる人形職人のお婆さんが暗示していましたが。)
芯也や、ドラドラ塚地演じる唱吾やその実の母親の女医が、なぜ犯罪を犯さなくてはならなかったのか、という、
肝心要の部分の説明は一切なされずじまいで、全てが終わってしまいました。


今回の『仔犬のワルツ』は、企画・脚本面では完全なる失敗作です。
キャスト面でも、かなり実力派の役者さんを揃える一方で、
あえて誰とは言いませんが「なぜこの人が出ているの」というような人がいたりして・・・・・・。
極端な話、さすがは“バラエティー&巨人戦の日本テレビ”を強烈にアピールする作品。
本音で言うと“まともなドラマが作れない日本テレビ”を一段と印象づける作品だったといえるでしょう。
悔やまれるのが、そして不幸だったのが、今回の作品がなっちの連ドラ初主演作になってしまったこと。
(逆に言えば、なっちが出ていなければこのドラマは絶対に見なかった。)
この作品がきっかけとなって、なっちの女優としてのキャリアに傷が付かないことを祈るばかりです。


再来週からの同じ枠では、あややの初主演ドラマが始まるそうですが、
彼女の場合は、映画『青の炎』やフジテレビの単発ドラマで高い評価を得ていますので、
彼女のキャリアに泥を塗らないような、『仔犬のワルツ』のような“駄作”とならないことを切に願うばかりです。