Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

本日の『極私的ファン論』〜毎度同じセリフで恐縮です〜


・・・またまた更新間隔が開いてしまいました。
“再起動”をしたものの、このブログを更新するペースが、また元に戻ってしまいました。
今日の更新をきっかけにして、もう一度ペースを上げて行きたいところです。


様々な物事に手を出しては、どれも中途半端なままで放り投げてしまう、
というのが、このブログを書き始めた当初からの悪しき慣習でして、
悪いと分かりつつも、その状況に慣れきってしまって、なかなか改められずにいます・・・(苦笑)。


そんな、“やる事なす事中途半端”なこのブログなのですが、
モーニング娘。を初めとするハロプロメンバーや、そのOGの皆さん、
更には、ハロプロとは全く関係が無い、歌い手やアーティストの
「ファンとはどのような存在であるべきか」という事を、秘かなテーマとして考えていまして、
低頻度にして不定期ながらも、かねてから意見を述べると共に、問題提起をしてきました。


では、「ファンとはどのような存在であるべきか」という問いに対する答えは何なのか?
正直に言いますと、これまで度々『極私的ファン論』というようなタイトルで文章を書き、
その折その折に、自分なりに考え、その答えを導き出そうとしてきたのですが、
「これが答えだ!」とズバッと答えられずに、いつも終わっていたような気がします。


“ファン”という言葉は、カタカナにしてもアルファベットにしても、
それぞれ、たった3文字から成る単語でしかありませんが、
その単語に対する解釈は人ぞれぞれで、広義・狭義で様々な解釈が出来る言葉なので、
もしかすると、この問いに対する答えは、永久に導き出せないのかもしれません。


特に最近は・・・これはあくまでも客観的ではなく、自らの主観に基づく意見なのですが、
「アイドルヲタクとファンは似て非なる存在だ」という事を、何となく感じていながらも、
具体的に何がどのように違うのか、両者の違いを明確に示すことが出来なかったり、
サッカーを初めとするスポーツの世界や、そこから派生して様々な分野で広く使われるようになった、
“サポーター”と“ファン”との違いは一体何なのか?という事を考えていたりして、
心の中を、ずっとモヤモヤとしたものが漂っているような感覚がありました。


しかし、まだ自分の中でも、明確な答えは導き出せていないものの、
ここ数ヶ月、『はてなブックマーク』を通して、ネット上の様々な記事に触れたことで、
心の中にかかっていた霧のようなものが、何となく晴れてきたような気がします。


霧が晴れてきた先に見えてきた“答えのようなもの”、
それは「苦しい時にこそ力になるのが本当のファン」だという事・・・


・・・まるで今回初めて述べる言葉であるかのように書いてしまいましたが、
結局は、このブログで幾度となく書いているのと、同じニュアンスの言葉になってしまいました。


でも、これまで様々な事を見聞きして、色々と考えた末に見えてきた“答えのようなもの”が、
最終的には、この言葉以外に行き着く場所が、そして、適切な表現が無かったのです。


勢いがある人やグループに多くの人が興味を持つのは、言わば当たり前の事で、
売れる前から応援していた人に加えて、“ライトなファン”等と称される人達の数も、自然と増えますが、
その一方で、一時に比べて勢いが無くなった人やグループに対しては、
自ずと人々の興味も薄れていってしまいます。
大変無情な話ではありますが、それがまた、浮き沈みが激しい芸能界の宿命でもあります。


しかし、そんな世の中の流れや浮き沈みだけでは、“好き嫌いの感情”が左右される事無く、
応援する相手の事を好きで居続けられる事こそが、本当のファンの証なのだと、私は思うのです。


応援する相手が、もがき苦しんでいる時に、やれメンバーがどうだの、楽曲がどうだの、
プロモーション戦略がどうだのと、無意味かつ生産性ゼロの終わり無き議論を続けるのが、
果たして本当にファンの役目なのでしょうか?本当に相手の為になることなのでしょうか?


自分達の理想を、勝手に一方的に相手に押しつけておきながら、
興味が無くなった相手からは、「推し変」などと称して次々と乗り換え、
自分の気に入らない相手に対しては、平気で刃を向ける・・・。
人をまるで“物”のように扱い、一過性の興味しか持てない、単なるアイドルヲタクではなく、
“本当のファン”だからこそ言える事・言うべき事・言う権利がある事が、必ずある筈です。


この記事の冒頭で、

様々な物事に手を出しては、どれも中途半端なままで放り投げてしまう
というのが、このブログを書き始めた当初からの悪しき慣習でして、

と書きましたが、このブログのもう1つの悪しき慣習として、
キャッチフレーズ的な事を書くだけで、その後は尻すぼみになってしまう、
という事があります。


今後、ブログを更新する気力がどの程度持ち直し、
それをどの程度キープ出来るかが、自分でも分かりません。


しかし、これからは不定期でも、更新間隔がある程度開いてしまっても、
「苦しい時にこそ力になるのが本当のファン」
という“答えのようなもの”を、どのように形にして行けば良いのかを考えて行くと共に、
そこを足がかりに様々な事に言及して、水面に波紋を広げる石になりたいと思います。