Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

“熱さ”という病、“拘り”が築く壁。

私は、自分が好きなアーティスト・歌い手・グループに対して、
ある程度の“熱さ”を持って応援をしています。
ただ、あまりに熱くなりすぎるが故に、この日記では熱いのを通り越して、
“痛さ”溢れる文章を次から次へと乱発し続けているのですが・・・。


そして私には、

  • コンサートでは、おとなしい曲であれば何のアクションもせずに、じっと彼女達の動きや表情を見つめ、音や歌声に耳を傾ける。
  • 逆にアップテンポな曲では、小難しい事を抜きにして、音楽に合わせてとにかく楽しむ・・・*1

・・・などなど、応援する相手に向き合うに当たっての“拘り”があります。


人間、何事に対してもそうですが、それがプラスの方向に作用するのであれば、
“熱さ”や“拘り”を持つのは良い事ですし、大切な事だと思います。


しかし、あまりに高い“熱さ”を持ってしまうと、
物事を見る視野が狭まる事で、周りの物事や“現実”が見えなくなってしまったり、
高熱にうなされた時に見る夢の如く、理想の世界の事しか考えられなくなってしまったり、
自分が気に入らなかったり、疎ましいと思う相手に対して、
力や言葉による危害を加えるという、一種の「熱暴走」*2を起こしてしまう事があります。


そして、あまりに度を超えた“拘り”を持ってしまうと、
知らず知らずのうちに、自らの心の中に高く厚い「壁」を築いてしまい、
自分の興味が無かったり、自分が気に入らない人や物事を、その壁で遮断してしまうばかりか、
応援する相手の事をいつの間にか、その壁で囲んでしまう事もあります。


今はあえて、これ以上、踏み込んだ事を書くのは止めておきます。


ただ私は、“熱さ”と“拘り”を持ちつつも、
決して理想の世界には逃げ込まずに“現実”を直視し、
高く厚い壁などは設けずに、周りの物事をしっかりと見つめながら、
自分が好きな相手を、今後も応援し続けていきたいと思います。


現実に目を背けたままで、理想論だけをベースにして物事を語ったり、誰かを批判し続けても、
高く厚い壁に囲まれた、狭い世界の中だけで物事を考えていても、何も変わらないし何も生まれない。
もし本当に何かを変えようとするのであれば、例えそれが辛い事だとしても現実をみつめて、
狭い世界の中から飛び出して、周りの世界を見て知っておく必要があるはず。
少なくとも私は、そう考えています。

*1:言うまでもありませんが、人様に迷惑を掛けない程度に、です。

*2:言葉の用法が一般的なものとは異なりますが、ここでは敢えて、この言葉を使わせていただきます。