Excite Music Festival'07 雑感〜序章・1ファンの咆哮〜
昨日15時過ぎの更新にして、結果的に昨日最後となった更新でも書きましたが、
昨日はさいたまスーパーアリーナへ、『Excite Music Festival'07』という音楽イベントを観に行って来ました。
出演アーティストは、以下の7組(登場順、ユニット/バンド以外は敬称略)。
・mihimaru GT
・HOME MADE 家族
・SEAMO
・大塚愛
・いきものがかり
・一青窈
・CHEMISTRY
う〜む、正しく豪華メンバー勢揃い、といった感じです。
イベントは、ほぼ定刻通りの15時30分過ぎに始まり、アーティスト交代毎にインターバルを挟みながら、
全てのイベントが終了したのが20時40分頃・・・約5時間強という長丁場だったこともあって、
さすがの私も、昨日は疲れてしまって、終演後〜帰宅後に更新をする事が出来ませんでした。
ハロプロ系のコンサート・ライブでは、1日に約2時間×2公演(昼夜)を観ても、
あまり疲労感を覚えることがないのですが・・・モチベーションの高さの違いなのでしょうか(苦笑)
しかし、確かに疲れはしましたが、全体的には楽しいイベントだった事も確かで、
色々と発見や収穫があったり、ファンとして刺激を受けたイベントでもありました。
それでは、各アーティスト毎に、あまり中身が無い感想もどきを少しずつ・・・と思ったのですが、
私の“少し”というのは、世間一般で言うところの“少し”に比べて、やや分量が多いため、
感想もどきについては、後日改めて書かせていただくことにします。
(↑と書きながら、実際は書かずに終わることが、この日記の特徴なのですが・・・(爆))
その代わりに、というわけではありませんが、
ここでは、昨日の出演者の1人であった、一青窈さんの1ファンの立場として、少しばかり書かせて頂こうかと。
このイベントに一青窈さんが出演されたということは、私がここで書くまでもなく、
昨日のイベントを観に行かれていない方や、イベントの存在すら知らなかった方でも、
今日発行の一部スポーツ紙やそのWeb版、更にはYahoo!ニュースを目にされた方は、
もしかするとご存じなのではないかと思います。
イベント中の発言の一部を“切り取った”上で、各紙とも揃いも揃って、
その発言について同じ解釈をして、その見解を述べる、という形で記事になっていますので。
で、そんな各スポーツ紙の記事では、窈ちゃんの次のような発言が紹介されています。
大切な人がいて、自分から離したくなければ、自分でその手をつないでください。
確かに、これらの発言が窈ちゃん自身から発せられたのは事実です。
ただし、先程「発言の一部を“切り取った”」と書いたように、
実際には、記事として取り上げられた一連の発言には、その前置きとなる言葉がありました。
私もさすがに、新聞記者のようにメモを取ってライブを観ているわけではありませんので、
悲しいことに、一言一句、正確ではないのですが・・・その言葉というのは、
ここにいる皆さんは、どうか、その命を大切にしてください。
MCでの話が、自ら命を絶つ人の事を憂う話題になって、
彼女からこの発言が出た後で、「大切な人がいて・・・」という言葉に繋がる・・・
・・・そして、この言葉に続けて、次のような言葉が発せられたのです。
(この発言は、一部のスポーツ紙では紹介されていました。)
たくさん未来が描けるから、生きる力になると思う。
少し正確さに欠けるかもしれませんが、
これが一青窈さんから発せられた、一連の発言の概要と流れです。
言葉というのは、歌の歌詞もそうですけれども、
受け手によって、それぞれ捉え方や解釈の仕方が違ってきて当たり前だと思います。
そしてそれは、言葉の発信者にどのようなイメージを抱いているかによって違ってくるでしょうし、
1つの先入観を持って言葉を受ければ、その先入観というフィルター越しになるのは当たり前ですから。
これまでの一連の報道を知っている上で、ネット上で目にした切り取られた発言のみで判断をして、
彼女に嫌悪感を抱くのも、ある意味仕方のないことでしょう。*1
でも、私は昨日の“現場”にいた、一青窈さんファンの端くれとして、
今回はどうしても、彼女の発言の概要・流れを自らの日記に残しておきたいと思い、
簡単な感想や、他に書きたかったことを後回しにして、今回の文章を書きました。
スポーツ紙の記事を目にして、それに対して好き勝手に感想を書くのは自由。
そしてそれは、理屈の上では、ネットに接続できる世界中の何万・何十万という人が出来る事。
でも、実際の“現場”での出来事を伝える事が出来るのは、“現場”にいた約1万人の人達だけ。
そんな、限られた1万分の1の人間として、どうしても“事実”は伝えておきたかったので。
最後に改めて書きますが、言葉や歌の歌詞は、人それぞれ解釈の仕方があって良いものです。
発言の全容を知ってもなお、彼女に嫌悪感を抱くのであれば、それは仕方がないこと。
しかし、メディアが何らかの理由で、或いは、敢えて伝えない言葉が埋もれたままで、
好き勝手な解釈をされるほど、彼女のファンとして悲しいことはありません・・・。
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