Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

平原綾香コンサート@群馬県民会館 備忘録

日中に色々とあった為か、今夜は神経が高ぶっていてあまり眠くないので、
今日行われた『平原綾香ConcertTour2007〜そら〜』@群馬県民会館で、
特に印象に残ったことなどを、箇条書きで書き残しておきたいと思います。
今夜を逃すと、明日がなっちコンなので、もう書く機会が無さそうな気がするので・・・。


(少し長くなりそうなので、隠します。)
(※2007年4月15日に部分修正しています。)

  • 何だかんだあって、関越道の前橋ICを降りたのが、17時20分頃。その後、夕方という時間帯の悪さもあってか、市内の渋滞に巻き込まれ、更には群馬県民会館の駐車場が満車で、近くのパーキングに駐車したのが17時50分、何とこの時点で開演10分前!!このパーキングから会場まで、それなりの距離がある為、走りに走って18時に会場へ駆け込みました。
  • が、実際に公演が始まったのは18時10分頃・・・って、別に走らなくても良かったとか・・・。
  • お客さんの入りは1階席はほぼ満席ながら、2階席はゼロ。個人的には、少々意外なお客さんの入りでした。確か、昨年秋の同所での松浦亜弥ちゃんのコンサートも、同じようなお客さんの入りだったような気がしますが、もしかして群馬で行われるコンサートって、アーティストに関係なく、この程度しかお客さんが入らないものなのでしょうか?
  • 客層は、年齢層がやや高めかな?という印象。そして、コアなファンの方よりも、圧倒的に“一般のお客さん”が多かったですね。もっとも、この時点では、平原さんにどのようなファンの方が付いているのか、全く分からなかったのですが・・・。
  • 平原さん曰く、今回のコンサートのコンセプトは「人の様々な“空模様”を表現する」(正確ではないかもしれません)(正しくは→)「1日の空模様を表現する」との事でしたが、コンサートが1本の映画作品になっている、という演出が施されていて、多用はされていないものの、スクリーンと映像の使い方が面白かったです。
  • 演奏は生バンド。ピアノ&キーボード(この方がバンマス)、バイオリン、チェロ(この方だけ女性)、ギター×2名、ベース、ドラム&パーカッションの7人編成。ちなみに、ギターやベースの方の他に、チェロの方も演奏をしながらコーラスも担当するという、少々珍しい形式でした。
  • 以下、平原さんの最初のMC要旨。前日のコンサートが行われた山梨から、群馬へ移動してきた平原さんご一行は、会場近くの蕎麦屋さんで「ビジネスそば」なるメニューを発見。平原さんが蕎麦屋のおばさんに「ビジネスそばって、何がビジネスなんですか?」と尋ねたところ、「ソバに天ぷらが付いているんですよ。」という答えが。平原さん曰く「あまり答えになっていない・・・。」
  • 以下、平原さんの最初のMC要旨(その2)。蕎麦を食べ終わって会場へ戻った平原さん、何と「UFOを見ました・・・余談ですけどね(微笑)」との事でした(笑) 「UFOを見た」といえば、昨年春の亜弥ちゃんのコンサートツアーのMCで、当時カントリー娘。みうなちゃんも同じ事を言っていました*1が、平原さんも“そういう系”の方なのでしょうか?個人的には、平原さんに少し親近感を覚えました(爆)
  • ぶっちゃけて言いますと、私は平原綾香さんの歌は『Jupiter』『明日』*2『誓い』*3位しか知らないのですが、平原さんの独特な声のせいもあってか、知らない曲でも聴いていて心地よかったり、心に響いてきたりするのが不思議です。
  • 平原さんの声、といえば、平原さんの曲には、やたら高音域の声を駆使した曲が多いような印象があるのですが、デビュー曲にして出世作である『Jupiter』は、平原さんが持つ広い音域が生かされていて、かつ、低〜中音域の声の力強さも良く表現されている曲なんですよね。今回のコンサートで生で聴いて、その事が良く分かりました。そして、歌声を聴いて、何か電流のような物が走ったような感覚を覚えました。ただ、裏を返せば、この曲の後は、音域の広さ&低〜中音域の声を生かした曲が少ないのかな?という感じもするのです。
  • コンサート中盤あたりのMCで、平原さんがこんな事を仰っていました。(あまり正確では無いかもしれませんが)「音に1つ1つ言葉を乗せていければ最高だと思っています」「音楽は言葉であり、言葉は音楽だと・・・」平原さんに限らず、いわゆる歌い手さんにとって、このような考え方って大事なのかもしれませんね。平原さん、良いことを仰います。
  • そして、コンサート終盤でのMCでの、平原さんの言葉。「距離は遠くても、私達は同じ空で繋がっているということを、忘れないで下さい。」私より7歳も年下なのに、私なんかよりも遙かに考え方がしっかりしている・・・。
  • 最後に、客席側の話をいくつか。まず、今日のお客さん、全体的にノリが悪い!!コンサート慣れしていない方々にノリを求める事自体が難しいのかもしれませんが、腕を左右に振る動きが恥ずかしいのは仕方ないとしても*4、せめて、手拍子くらいはちゃんとしましょうよ。ライブはDVDのバーチャル体験版では無いのですから。
  • そして、恐らく、私がいた前方左サイドは(私を含めて)一般のお客さんが多く、逆に前方右サイドには、いわゆるコアなファンの方々が多かったのではないでしょうか。
  • その事を如実に表していたように感じたのが、コンサート終演直前。最後の曲が終わり、平原さんがマイクスタンドの前に立ってお辞儀をした直後に、前方右サイドの席にいた複数の人が、一斉にスタンディングオベーションをし始めたのです。純粋に、素晴らしい歌の数々に敬意を表してのアクションなのかもしれませんが、そうとは言え、なかなかスタンディングオベーションって、恥ずかしくて出来ないですからねぇ・・・。
  • 更に、先程も書いたのですが、ステージ上の平原さんに直接プレゼントを手渡しするという光景は、ステージと客席との間に何人もの係員がロープを持って“非常線”を張るハロプロのコンサートに慣れた者としては、正直に言って驚きでした。単純に、アーティストといわゆるアイドルの違いなのか。あるいは、ステージと客席の相互で築かれている“信頼関係”の強弱の差なのか・・・ステージと客席の“境界線”はあるのが当然と信じて疑って来なかった私にとって、今日の光景はある意味ショッキングでした。

*1:しかも私は、2回もその話を聞きました。

*2:寺尾聰さんが出演していた倉本聰さん脚本のドラマの主題歌ですね。

*3:NHKトリノオリンピック関連放送テーマ曲でした。

*4:ちなみに私は、「乗らなきゃ損」とばかりに、腕を左右に振る“少数派”の一員になりました。