Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

きらりちゃんへの嫉妬心

あゆのベスト盤(CD+DVD+DVD)2セットを購入したこともあって、
(2セット合計で9,400円。DVDが2枚付きであることを考えると安いのかも・・・。)
先週火曜日のいわゆる“フラゲ”日には見向きもしなかったのですが、
私の狭いネット上の巡回先を覗くと、結構評判が良さそうだったので、
先週木曜日に一足遅れで購入してきました。

・・・このジャケット写真の可愛さは、ハッキリ言って反則です!(爆)


それはそれとして、肝心のアルバムの曲についてですが、
どうやら私は、月島きらりちゃんというか、久住小春ちゃんというか、
とにかく彼女の事を少々侮っていたようです。
このアルバム、“アイドルソング集”と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、
それでも、ロック調の曲・ポップス・バラードと、ほぼ一通りのジャンルを網羅していて、
それなりに“アーティスト”の音楽アルバムになっているのには驚きました。


私が思うに、このアルバムが、それなりの作品に仕上がっているのは、
バラエティーに富んだ作家陣の起用にあるような気がします。
織田哲郎さんやBOUNCEBACKといった、私でも名前・ユニット名を知っている方々以外にも、
調べてみると、他のアーティストへの作品提供実績がある方々が、結構名前を連ねているんですね。
ハロプロ系の楽曲、特に“ワンダフルハーツ”系の楽曲は、つんく♂さんお手製の詞と曲に、
これまたハロプロ系ではお馴染みのアレンジャーさんによる編曲というのが当たり前ですが、
今回の『☆☆☆』は、これまでハロプロとは無縁の作家さん・アレンジャーさんが曲を手掛け、
更には作家さん・アレンジャーさんをあまり固定せず、複数の方が手掛けられた事で、
単に従来の“ハロプロサウンド”と一線を画するだけではなく、
メリハリの効いた構成になっていて、聴いていても飽きが来ないのが良いです。
もしかすると、コンサートでのパフォーマンスを
ある程度意識して作られている従来の“ハロプロサウンド”と、
コンサートでのパフォーマンス以前に、まずは曲を聴かせるという事を目的に作られたであろう、
今回の『☆☆☆』収録曲との違いが、1曲1曲に出ているのかもしれません。


ハロプロ系の楽曲の中にも、つんく♂さん以外の手による楽曲がいくつもありますが、
(特に“エルダークラブ”系は。)
従来のハロプロサウンドとは完全に一線を画した状態で、
1つのオリジナルアルバムとして、かなり高い完成度で形になったのは、
もしかすると『☆☆☆』が初めてではないでしょうか?


そして私は、意外にも完成度が高い、このアルバムの曲を耳にして、
月島きらりちゃんというか、久住小春ちゃんというか、
とにかく彼女に、軽いジェラシーを覚えてしまいました。
このアルバムと同じくらいに完成度が高い作品を、
あえて名前は記しませんが、同じハロプロの“彼女”にも巡り合わせて欲しいなぁ・・・。
いえ、別にこのアルバムに収録されているような“アイドルソング”を、
かつてのように歌って欲しいというのではなく、
下手にハロプロの色が付いていない、バラエティに富んだ作家さんの作品に、
“彼女”を数多く触れさせて欲しいなぁ、という意味でですけどね。