『スウィングガールズ』を見ました
昨日もフジテレビで21時から放送された映画『ローレライ』を見たのですが、
今日も同じ局・同じ時間帯で放送された映画『スウィングガールズ』を見ました。
ちなみに、今日の『スウィングガールズ』の放送も、
『あるある大事典』打ち切りによる“緊急登板”*1なのでしょうが、
不思議なことに、私は『あるある』打ち切り後の方が、
21時からのフジテレビの番組を良く見ているような気がします(爆)
で、ですね、この『スウィングガールズ』を観て感じたのは、
やっぱり映画というのは、ジャンルに関係なく“徹底的”に作って貰わないと、
作り手が伝えようとしている事も、
見ている我々には伝わって来ないんだなぁ・・・ということです。
楽しませるのであれば徹底的に楽しませる、
感動させるのであれば徹底的に感動させる、
迫力を感じて貰うのであれば徹底的に迫力ある映像を見せる、というように。
逆に中途半端に作られてしまうと、見ている方も中途半端な印象しか残りませんよね。
その最たる例が、昨日見た『ローレライ』だったりする訳ですが・・・。
そういう意味では、今日の『スウィングガールズ』は、
「公開当時に何で映画館に行かなかったんだろう・・・」とか、
「前にもテレビで放送していた筈なのに、何で見なかったんだろう・・・」とか、
「何で今までDVDを借りて見ることをしなかったんだろう・・・」などと、
今まで見なかったことを思いっきり後悔させられる作品でした。
登場人物の女の子達のキャラクターも面白く、思いっきり笑わせて貰った一方で、
ジャズを演奏している女の子達の楽しさが、見ている私にも伝わってきて、
最後の演奏会での演奏シーンは、鳥肌が立つような感覚を覚えるほど素晴らしいものでした。
で、この作品に出演していた、個人的に最近お気に入り(爆)の貫地谷しほりさんのブログによると、
劇中で使われてた演奏は全部私たち17人が本当に演奏してるんだぞーーー!!!!!!!!
(つд`)フゥー
って事です。
とのことですので、この作品では先程書いた“徹底的”というのが実践されていた訳ですね。
役者さん達が“吹き替え”ではなく実際に楽器を演奏した事で、
あの演奏の素晴らしさが出たのかな、そんな気がします。
単純に、私がこの手の映画が好きだから、というのもあるのかもしれませんが、
昨日の“口直し”には充分すぎる、楽しい&良い作品を見ることが出来ました。