“サイリウム企画”に思うこと・・・
ということで、1つ前の記事でも書きましたが、
明日夜のハロプロコンで、こんこんの“卒業企画”が行われる予定です。
そもそも、この手の“サイリウム企画”は、
2002年9月23日に横浜アリーナで行われた、モーニング娘。コンサートのツアーラスト公演において、
“第2期タンポポ”の活動終了に際して、タンポポをイメージした黄色いサイリウムを振ったのが始まりで、
それがいつしか、モーニング娘。からのメンバーの“卒業”の時の恒例行事*1となり、
さらには、なっちのコンサートツアーラストや、
あややのコンサートツアーラスト＆誕生日の時などにも行われるようになるなど、
いつの間にか、何かの“節目”に行われる行事として、ハロプロ全体に広まった感があります。
これだけ繰り返し、様々な場所で似たような“サイリウム企画”が行われると、
必ず目や耳にするのが「マンネリ」という意見。
確かに、過去何度となく同じような“イベント”が行われてきているので、
そういう意見が出てきても仕方がないことだとは思いますが、
では、客席にいる我々が、何らかのメッセージをステージ上の誰かに送ろうとしたところで、
100%は無理だとしても、客席側である程度の意思統一が図れて、準備が比較的容易で、
単純明快にメッセージを送る方法が、統一色のサイリウムを振る以外に何かあるでしょうか？
私は単細胞な人間なので、サイリウムを振る以外の方法が思いつかないんですよねぇ・・・。
そして、もう1つ目や耳にするのが、「ファンや企画者の自己満足の為の企画」という類の意見。
バナーを貼らせていただいている、今回の『紺野あさ美卒業企画』の掲示板にも、
企画の趣旨を良く理解もせずに、“クレーマー”同然の書き込みをしている奴がいるのですがね・・・。
他の方が立てた企画に対して、弱い犬のようにキャンキャン吠えて文句を付けるのは自由ですよ。
しかし、文句を付けている人間は、果たして、文句を付けた相手を超える代替案を持っているのか？
あるいは、相手の趣旨を正しく理解した上で、“正論”と言えるような筋が通った意見を持っているのか？
これらの条件を満たしていない意見は、単なる無責任な“イチャモン”以外の何物でもないと、私は思います。
意思表示の手段を持っていさえすれば、極端な話、文句を付けるのは簡単で、誰にでも出来ること。
でも、何か行動を起こして、何千人という人間を動かそうとするのは、強い意志と行動力が無いと出来ないこと。
もし、マンネリを感じていたり、不満があるのであれば、まずは何かの行動を起こしてくださいよ。
前にもこの日記で書いたような記憶がありますが、
“サイリウム企画”というのは、企画者の功名の為や、ファンの自己満足の為に行うのではなく、
あくまでも、ステージ上の誰かに、我々ファンが“想い”を伝えるために行うものであり、*2
私は様々な企画が立てられる度に、その企画の趣旨を見極めて、賛同するか否かを決めています。
もし、賛同できる趣旨であれば、今回のようにバナーを貼り、リンク登録もお願いをして、
更には日記の本文で取り上げて、企画の周知を勝手にさせていただいています。
逆に、これは過去に数回しか無かったのですが、
趣旨に賛同できなかったり、企画者の功名心が見え見えの場合には、完全にスルーしています。
逆に言うと私の場合は、企画を立てられる行動力もコネクションも無いので、
賛同するか否かをこの日記で意思表示をするか、実際に会場で行動を起こすか否か以外には出来ないですし、
企画をされた方々の苦労を考えると、それ以上のことをするのは失礼だと思うのです。
繰り返しになりますが、私は明日、企画者の方の為ではなく、自らの自己満足のためでもなく、
あくまでも自らの“想い”を伝えるために、“卒業企画”に参加してこようと思います。
