音楽とは“思い”を伝えるものなのだ!
19時から日本テレビで放送していた、
『笑ってコラえて!の吹奏楽の旅・一音入魂スペシャル』を見ました。
この番組が“ギャラクシー大賞”なるものを受賞したとのことで、
今夜の放送は、昨年放送された同じ番組の再放送だったようですが。
いずれにしても、仕事で夜遅く帰宅する事が多いため、
平日の19時台や20時台に、自宅でテレビを見るということは滅多にありませんので、
『笑ってコラえて!』という番組自体を見るのが、本当に久しぶりという感じです。
番組の内容を簡単に書くと、3つの高校の吹奏楽部に密着して、
吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指し、
日々の厳しい練習に臨む吹奏楽部員の奮闘ぶりと、
地区予選へ挑む様子を追う、というものでした。
番組の詳細な内容について、あれやこれやと書くのは止めておきますが、
地区大会を勝ち抜いて全国大会へ進んだ、大阪の高校の吹奏楽部の顧問の先生が、
部員達に対してかけていた、ある言葉が印象的でした。
その言葉とは、要約すると、
「音楽とは、自分達の“思い”を込めて、それを伝えるものである。」
ということ。
ただ単に、楽器を演奏する高いテクニックを持っていても、
演奏者が演奏する曲に込められた意味や雰囲気を感じ取って、
そして演奏者が、その曲に“思い”なり“魂”なりを込めないと、
良い演奏など出来ないし、曲を聴いているお客さんに本当の意味で伝わらない、
ということを、この顧問の先生は伝えたかったのだと思います。
この「曲に“思い”を込める」という考え方は、
吹奏楽に限らず、歌に関しても同じ考え方が当てはまると思うのです。
楽しい曲は楽しく歌い、バラード系の曲は情感を込めて歌ってもらえることで、
曲を聴く我々も、一緒に盛り上がったり、感動したりすることが出来るのですから。
私が好きな歌手やグループの皆さんには(細々と名前は挙げませんが)、
これまで通りに、そしてこれまで以上に、
1つ1つの曲に“思い”を込めて、歌を我々に伝えて欲しいと思います。
ただ単に、馬鹿騒ぎをするために、コンサート会場に足を運ぶ輩や、
“ポーカーフェース”の如く、盛り上がるべき場面で盛り上がろうとしない人もいますが、
その会場に歌がある限り、ちゃんと皆さんの“思い”を受け止めに行っている人は、
絶対にその会場にいるはずですから。
そして私も、皆さんの“思い”を受け止めに、
これからもコンサート会場に足を運び続けていきたいと思います。