Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

美空ひばりメモリアルコンへ行って来ましたが・・・

昨日の最初で最後の日記更新から約10分後の、18時30分少し過ぎに、
私は武道館の座席に辿り着きました。
南ブロックL列40番(B席)が、私に指定された席だったのですが、
私の周辺の客席は、明らかに私よりも年齢が上のお客さんで占められていました(爆)
私が席に着いた時は、ひばりさんの息子さん・加藤和也社長の挨拶が終わる頃で、
これからゲストの方々の歌が始まるというところでした。
(開演からの30分間、一体何が行われていたのでしょうか?)


森光子さん、小椋佳さん、谷村新司さんらに続き、
20時を少し過ぎた頃に、つんく♂P・あややモーニング娘。(登場順)が登場。
司会を務めていた、草野仁さん&テレビ朝日大下容子アナとのやり取りは、
やはり生前、ひばりさんが書いた詞に曲を付けた『草原の人』を持ち歌とするあややと、
その作曲者であるつんく♂Pとのやり取りが、割合が多めだったでしょうか。
ちなみにつんく♂Pは、『草原の人』に曲を付けてから初めて、
地元のおばちゃん達にも認められるようになったとのこと。
また、この発言内容はあちらこちらで取り上げられていますが、
あややよっすぃーは「おばあちゃんがファン」「ひいおばあちゃんがファンだった」と、
彼女たちの“おばあちゃん世代”の方々の笑い(苦笑?)を誘っていました。
ただ、モーニング娘。のメンバーにコメントを求める時は、
名字だけでも良いから、メンバーの個人名を言って欲しかったですね。
草野さんも大下アナも、それぞれワイドショー番組を担当されているのですから。


モーニング娘。が歌ったのは、『河童ブギウギ』『悲しき口笛』『東京キッド』のメドレー。
愛ちゃん、ミキティ、れいなちゃんという“エース級”を前面に押し出したステージで、
歌も決して下手ではなく、それなりに上手かったはずなのですが、
他の歌手の方々や、尺八の藤原道山さんの演奏の時のような、盛大な拍手は貰えず、
7割程度の拍手を貰うのが精一杯でした。
そしてあややの『草原の人』も、モーニング娘。よりは多めに拍手を貰っていましたが、
悲しいかな、やはり盛大な拍手には至りませんでした。


まあ、谷村新司さんの歌の時には、あちらこちらから盛大に振られていて、
その他の方の歌の時にも、控えめながらもあちらこちらから振られていたペンライト*1が、
娘。とあややの歌の時には、私と“同族”の方々がささやかに振るのを除いて、
客席から光が漏れることすら無かったことが、昨日の環境を物語っていました。
要は、昨日のコンサートは、彼女たちにとっては“アウェー”であったということ。
確かに、他の方々との歌唱力の差というのはあるのですが、
もしかすると、昨日のお客さんにとっては、歌唱力うんぬん以前の問題だったのかもしれません。
正直に言って、“美空ひばりメモリアル”という大義名分があるとはいえ、
昨日のようなコンサートに出演する必要があったのかどうかすら疑問なのですが、
生バンドをバックにしてのステージや、“アウェー”環境でのステージなど、
貴重な経験を積むことが出来た、という意味では、有意義なコンサートだったのかもしれません。
彼女たちが、昨日のステージで何かを感じ取って、今後に生かしてもらえれば・・・・・・。


昨日のコンサートに関して、例によって例の如く、
いわゆるヲタの方のマナーを指摘するブログの記述などをちらほら目にしたのですが、
確かに、空気を読めないかけ声を発することは、マナー違反と言われても仕方のないことです。
(特にラストの『川の流れのように』で「ミキティ〜!」コールはダメでしょう。)
ただ、ファンのマナーという点では、客席の“第2勢力”であった、
氷川きよしさんのファンとやっていることはほぼ同じであり、
娘。やあややの出番が終わった後も、ペンライトやサイリウムを振っていた、
一部ヲタの方の方が、まだコンサートのマナーとしては良かったと思えるほどです。
昨日のひどい“アウェー”環境の中で、(『川の流れのように』での掛け声を除いては、)
私は、娘。メンバーの名前コールやあややコールをされた方々に、
あえて「Good Job!!」と言いたいと思います。


最後に、コンサート全体の感想なのですが、
私は初めて、コンサートやライブの類で、途中退席したい衝動に駆られてしまいました。
客席の“最大勢力”であった美空ひばりさんファンの方にとっては楽しい“フィルムコンサート”も、
馴染みが薄い曲のオンパレードだった私にとっては、退屈以外の何物でもありませんでしたね。
そして、18時開演の21時30分過ぎ終演というのは、少々時間が長すぎです。
私の周りのお客さんの中にも、途中で帰ってしまった方がいたくらいですから。
あと、数々のコーナーが尻切れトンボ状態で終わってしまうという構成は、
果たしていかがなものなのでしょうか?
(前のコーナーから何の繋がりもなく、次のコーナーへ移ってしまう場面が多々ありました。)
私が何よりも驚きだったのは、入場の際にカメラチェックを行っているはずなのに、
会場のあちらこちらからカメラのフラッシュが光っていたこと。
しかも、係員がそれを注意しに行った様子もなかったですし。
ハロプロ系の比較的厳しいカメラチェック*2に慣れている私にとっては、
“常識”が通じない、“治外法権”もいいところの会場の様子に、ただただ驚くばかりでした。


モーニング娘。の可愛い姿を見られたことと、
18歳最後のあややの姿を見て『草原の人』を聴けたこと。
この2つが、昨日のコンサートでの数少ない収穫でした。

*1:なぜか揃って黄緑色。氷川きよしさんの歌の時に、一番盛大に振られていましたよ(苦笑)

*2:会場によって厳しさにバラツキはありますが。