Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

石川梨華らしさ溢れる“卒業式”

石川梨華ちゃんが日本武道館モーニング娘。を“卒業”してから、丸一日が経ちました。
これまで私は、メンバーが卒業を迎えたコンサートを終える度に、
一種の喪失感のようなものを感じていたのですが、今回は不思議とそのような感じがしません。
別に、石川梨華ちゃんの事が嫌いだったわけではなく、
逆にモーニング娘。の中でも好きなメンバーの1人だったのですが、
それでも、やはり、悲しさや寂しさといった感情が、不思議と湧き上がって来ないのです。


一体なぜか?・・・少し考えて、その理由が分かったような気がします。
それは、昨日の夜に武道館へ行かれた方が、日記や掲示板で書かれているように、
湿った感じがしない、明るい“卒業”の舞台だったから、なのではないかと。


正直に書くと、昨日のコンサートが終わった後、私は
  「もう少し、感動的な“卒業”だったら・・・」
と思っていたのですが、
今日になって考え直してみると、昨日の“卒業”の舞台というのは、
実に梨華ちゃんらしいものだったのかな?と思えるのです。


今日の“石川梨華”という存在は、彼女が5年前にモーニング娘。に加入してから、
彼女なりに色々と悩んだり、努力したり、意識改革をしたりして築き上げたもの。
でも、その彼女が努力の末に、今日築き上げた“石川梨華”のキャラクターは、
「ハッピー!!」という彼女の合言葉(?)に代表される、
いわば『ポジティブ石川』とでも言うべきキャラクターでした。
(↑すいません、勝手に命名させていただきました。)


「ハッピー!!」を合言葉にしている彼女に、
そして常にポジティブ思考で、明るいキャラクターになった彼女には、
“卒業”の場面とは言え、感動的なシチュエーションは必要なかったように思います。
むしろ、昨日のように、武道館の観客全員が「ハッピー!!」な気分になれる、
最後まで明るい“卒業ステージ”の方が、梨華ちゃんにはピッタリだった、
と、今は思っています。


このセクションの最後になりましたが、
昨日、開演直前の客席で、今回のサイリウム企画に携わっている(と思われる)方が、
お客さんに企画の趣旨説明をして、ピンクのサイリウムを渡す場面に遭遇しました。
そんな地道な活動の成果もあったのか、コンサート本編終了後に暗転した直後、
客席はごく一部を除いて、ピンクのサイリウムほぼ一色に染まりました。
南スタンド2Fの後方から見ていたのですが、ピンクに染まった会場は、本当に綺麗でした。
(かくいう私も、高輝度ピンクサイリウムを2本振っていたのですが。)
今回のサイリウム企画を立案された方、そして企画に携わった方々に、
私から勝手に「お疲れさま」そして「ありがとう」と言わせていただきたいと思います。
昨日夜の日本武道館の客席は、各々の“思い”が1つになり、
それが、ピンクほぼ一色にそまった客席に表れていた、
そう思ったのは、きっと私だけでは無かったはずです。

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