そこは『渡良瀬橋』がある街
来週10/20(水)にリリースされるあややの新曲は『渡良瀬橋』。
言わずと知れた、森高千里さんが自身で作詞も手がけたヒット曲のカバー。
森高さんは、この『渡良瀬橋』を作詞した時のエピソードと後日談を、このように記しています。
テレビ東京系の旅番組「いい旅・夢気分」のエンディングテーマ用に作った曲です。 せっかくの旅番組なので旅情のある詞にしたくて、 言葉の響きの良い川や橋の名前を入れてみよう、とまず思いました。 地図帳を開いて索引を見ながらいろいろ探して、 結局きれいな名前だなと思って選んだのが渡良瀬川だったのです。 次は渡良瀬橋が実在するかを今度は道路マップを使って調べたら、 足利市にかかっていることがわかりました。 以前足利工業大学に学園祭で行ったことを思い出し、急にイメージがわいたので、 今度は実際に渡良瀬橋へ行って、さらにイメージをふくらませて書き上げました。 足利の市長さんから感謝状をいただいたり、 アンコールでこの曲をみんなで大合唱した足利市民会館のコンサートのことなど 忘れられない思い出が多い曲です。(以下省略) 森高千里アルバム『DO THE BEST』ブックレットより
当時の森高さんファンは、今のハロプロ系ファンに負けず劣らず、熱かったんですね(笑)
それはともかく、曲が生まれたきっかけは単なる偶然だったわけですが、
森高さんが実際に現地で見た風景が詞に反映された結果なのでしょう、
渡良瀬橋に一度も行ったことがない人でも、
その橋とその周辺の風景が不思議と思い浮かべられるような、
そんな名曲となって世に送り出された『渡良瀬橋』。
森高千里さんがシングルとしてこの曲をリリースしてから、約11年9ヶ月後の今日、
この曲をカバーすることになった松浦亜弥ちゃんのコンサートが、
まさに『渡良瀬橋』の舞台となった街・足利市で行われます。
しかも会場は、上記した“大合唱”の舞台でもある足利市民会館。
さすがに今日は、大合唱となることは無いと思うのですが、
それでなくても、今日のコンサートは何か特別なものになりそうな、そんな予感がします。