Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

改めて『熱帯夜』をもう一度

というわけで、改めて『熱帯夜』の歌詞カードを読み返してみました。
正しくは、こういうセリフだったんですね。(句読点は勝手に付けています)


   今日は、今年一番の熱帯夜。
   体がすごく熱いのに、心だけ何故かとても寒い。
   風が・・・夜風が強くなってきた。
   夏が逝くね、もう夜明けが近いよ。


私としては、問題の多香ちゃんパートのセリフは、このオリジナルよりも、
  「体がすごく熱いのに、心の中もとても熱いです」
という、昨年11月のSPEED横浜アリーナ最終公演時のセリフの印象が強いのですが、
それはともかく、単語が入れ替わるだけで、そして「行くね」ではなく「逝くね」という漢字を当てるだけで、
曲を聴く前からニュアンスが違ってくるのですから、不思議なものですね。
改めて、伊秩弘将氏の歌詞作り、そして言葉の当てはめ方の巧さを発見したのでありました。


で、良い機会だったので、この曲を久しぶりに聴いてみたのですが、
野球の投手に例えるならば「速球派」の絵理ちゃんと、「技巧派」のhiroちゃんの歌が、
1つの曲の中で上手く融合しているんですよね。
この、声質も歌唱法も異なる2人の歌が、見事に融合して成り立っていたのがSPEEDの曲、だったんですよね。
今夜は、ちょっとしたきっかけで、少し昔の自分に戻ったような感じがします。