コミッショナー辞任勧告！！

今朝の新聞＆スポーツ紙の記事によると、
昨日行われた『プロ野球実行委員会』で、
先日から問題になっている、楽天と横浜を巡る問題、
そしてハゲタカ 村上ファンドを巡る問題が取り上げられた、とのことです。

　◎nikkansports.comより
　　　　http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-051022-0018.html

　◎デイリースポーツonlineより
　　　　http://daily.jp/baseball/2005/10/22/191711.shtml

楽天に関しては“1対11”で“野球協約違反”という意見が大勢を占めたものの、
結論は、次回のオーナー会議での、三木谷オーナーによる事情説明後に持ち越し。
また、オリックスについても、
村上ファンドとの関係が突如としてクローズアップされたため、
次回のオーナー会議で宮内オーナーが事情を説明するとのことです。

楽天は協約の“特例事項”を盾に“企業の論理”を押し通そうとする一方で、
残る11球団は、“野球協約”という存在そのものを盾にして、
“プロ野球の論理”を振りかざしている、という構図になるのでしょうか。

あくまでも個人的な考えですが、一番の問題は、
時と場合によって“プロ野球の論理”と“企業の論理”を振りかざせる、
現行の野球協約の不備にあるのだと思うのです。

上でリンクを張ったnikkansports.comの記事には、

こういう問題を含め協約には問題がある。現協約には法的効果を伴う部分と紳士協定のところがある。法的効果を伴うよう改正した方がいい

という、コミッショナーの根来のコメントが載っていますが、
去年の大騒動で自らの存在意義を問われながらも、
「後任が見つからない」などという理由で、
コミッショナーの座に今日まで居座り続けてきたのに、
今まで1年間、根来はプロ野球のコミッショナーとして、
一体どんな仕事をしてきたのだか、私には全く分かりません。
野球協約に問題があるのは、去年から、
さらにはそれ以前から言われ続けてきている事ではないですか。
こうして再び、色々な問題が出てきているというのに、
1年経っても何も出来ないまま・・・・・・あなた、本当にやる気あります？

プロ野球コミッショナーというポストを、
　“ナベツネに紹介された定年退職後の天下りポスト”
程度に考えているのであれば、今からでも遅くはありません。
というか今すぐ、後任人事の事は考えずに、コミッショナーの座を去りなさい。