Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

紅白歌合戦について書いてみよう

もうあと数分で、紅白歌合戦が始まります。
初めての試みとして、随時気になったこと、気付いたことを書いていきたいと思います。

◎オープニング

小野アナウンサー、私が抱いていた危惧・不安通り地味。そして「ガッテン」ネタで滑る。
オープニング、最も目立っていたのは気志団で間違いなし、ということで。

TOKIOモーニング娘。ダブルユーの歌前MC

酷いなぁ。スタッフは何でこんな寒々とした演出を思いつくのだろう。松平健さんが可哀想。
あと、“イブニング娘。”って何?あんな前振りいりませんから!
天童よしみさんの「よっすぃーでーす。」が無ければ、本当に目も当てられない惨劇でしたよ。

◎娘。歌終わり&w-inds.歌前

何なんだ?この寒々とした客席の空気は?
客席からほとんど歓声が起こらないというのは、少々異常ですよ。
ステージから発生している寒い空気が、会場中に充満しているんじゃないのか?

◎審査員紹介

タッキー(滝沢秀明さん)は、審査員席に座っているよりも、
タッキー&翼として、ステージ上に立っている方が似合っていると思うのは私だけ?
少なくとも、「何でこの人が?」という演歌系の歌手よりは“資格”があると思う。

◎ふとした疑問

何年も前から疑問に思っているのですが、一体なぜこの時間帯に演歌を流す?
もし視聴率を気にするのであれば、この時間帯はポップス系の曲を固めて、視聴者を掴む努力をすべし。
この演歌セクションの寸劇にも参加していた気志団の2人。あなたたち、偉いよ。

EXILE曲中

客席後ろからの“引き”の映像を見て気付いた。
EXILEの曲のようにアップテンポな曲でも、客席で手拍子をしている人が少ない。
客席に寒々とした空気が流れている理由が分かったような気がします。
いくら曲を知らなくても、せめて手拍子をするのが最低限のマナーですよ。

◎早すぎです

えっ?美川憲一さんの出番が、こんなに早い時間帯なの?
今年のメインは『マツケンサンバⅡ』だということで、早めの登場になったのでしょうか?

◎偉い!ギター侍!!

波田陽区さん、紅白の本番でのギリギリなネタの披露、最高です!
「紅白どちらが勝とうが興味がない」「格闘技の結果に夢中」というネタで、
NHKのお偉いさんは、もしかすると怒っているかもしれないけど。
でも、やはりあなたは、それくらいの毒を持って斬っていかないとダメです!
だから、サブちゃんの歌が世界中に響き渡っているなどというヨイショネタは、あなたには似合いません。
というか、青木さやかさん、あなたは一体何をしに来たの?

◎偉い!氣志團!!

バックダンサーに、サブちゃんもどき、アッコさんもどき、ヨン様もどきをズラリ。
今日のこれまでの紅白の中で、一番楽しませてもらいました。
やはり今日のヒーローは、氣志團の皆さん、あなた達です!!

◎お千代さんのバックで

よっすぃー梨華ちゃん、立ち位置もあったのだけど、かなり目立っていました。
かおりんも左の方に映っていたのですが、見切れるギリギリですよ・・・・・・。

◎そのお千代さんですが

島倉千代子さん、事前のアンケート結果で上位に入っての出場なのでしょうが、
あれだけ声が出ない方を出すというのは、いかがなものなのでしょうか?
50年歌手をやってきた“大御所”だからこそ、私はあえて厳しく言っておきます。
声が出ない歌手でも、人気があれば出られるというのは、後に悪い例を残すような気がします。

◎メダリストを出すのはいいですが

「試合前に○○の曲を聴いていました」というのに結び付けすぎ。
それ以上に話を広げられないのであれば、初めから無駄に人を呼ぶんじゃない!

◎ケミストリー曲前

スタッフの皆さん、最低限のT・P・Oを考えたMCを考えてください。
ケミストリーの曲前にあの前フリは無いでしょう・・・・・・。

イ・ジョンヒョンさん

今回の出場者の中で、唯一知らない方なのですが、
小指に小型マイクを付けて歌うという演出は、今まで見たことが無くて斬新でした。
それと、結構美人な方ですよね(爆)

◎『紅白ハタ合戦』

アッコさんは、リハーサルの時に「こんな企画、民放じゃやらない。」と皮肉たっぷりに言っていたそうです。
何となく分かるような気がします。
この種のコーナーが、様々な歌手の“紅白離れ”を引き起こしているような気がしてなりません。
ただ個人的には、『LOVEマシーン』を使ってくれて、かおりんが歌ってくれたので文句はありません(爆)
でも、この曲で旗揚げゲームをやるのは無謀です。

◎落ち着いたので、

娘。ハロプロ関係の話をまとめて書きたいと思います。
モーニング娘。ダブルユーは、やはりメドレーではなくて、
テレビサイズ”でもいいから、1曲をじっくりと聞きたかったというのが正直な感想。
亀井絵里ちゃん、「ハッスル!ハッスル!」をやる時は、腕をもう少し下げないと!(爆)
あややごっちんのメドレーで、出場2回目にしてようやくごっちんの持ち歌が!
しかし、曲は2年前に出された『手を握って歩きたい』。どうなんだろう・・・・・・。
アッコさん、ミニゲームコーナーで「矢口は?矢口は?」と連呼していましたが、
矢口さんのことがお気に入りなのでしょうか?

◎凄いよマツケンサンバⅡ!!

審査員・森光子さんのお言葉の通り「この曲で乗れない人はおかしい」。
期待を裏切らないステージを、1年の最後に見せてくれたことに感謝したいと思います。
というかNHKのカメラスタッフ、カメラ割りがDVDとほぼ同じというのはどういうこと?
色々なことがありすぎて、ついに独創性までも失ってしまったのですか?

◎そのマツケンの後で

もの凄く会場が華やいだ後で、一青窈さんの『ハナミズキ』でしっとりというのも、また乙なもの。
この曲しかり、平原綾香さんの『Jupiter』しかり、“テレビサイズ”というのが残念なのですが、
たとえ2番までしか歌わなくとも、それなりに曲のメッセージは伝わったのではないかと、今は思えます。

◎「描く放物線は栄光への架け橋だ!」

というオリンピック体操団体戦での実況が「名実況」とされた刈屋富士雄アナが、案の定、ゆずの曲前に登場。
私には、この実況は名実況などではなく、刈屋アナの愛社精神が表れただけにしか聞こえなかったのですが。
用意していた台詞を話すことが、名実況とは言えないと思います。刈屋さん、歌詞の使用料払った方がいいですよ。

◎日野原先生、お見それいたしました。

審査員の日野原重明先生のコメントに「今日は初めから愛の歌でしょう?」というものが。
しっかりと、トップバッター・上戸彩ちゃんの曲も聞いていたのですね。お見それいたしました。

◎終わりました

それでは最後にまとめのコメントを。
今年の紅白は、全体的に2年前の史上最悪の紅白に戻ってしまったような印象を受けました。
(↑あくまでも、個人的な感想ですので、ご了承下さい。)
ただしそれは、一連のNHKを巡る問題の影響とは違う次元の問題。
相変わらずのお寒い演出や、「何でこの人が出ているの?」という出場者の選考方法など、
何年も前からの課題が未だに解決できていない結果、ただそれだけの事です。
そして気になったのは、1部と2部とで雰囲気が全く違っていたこと。
「聴かせる曲」が比較的2部に集中していたこともありますが、
1部は上にも書いたとおり、客席を寒々しい空気が支配していた感が否めません。
もしかすると、放送時間の見直しや、選考基準の見直しが必要なのかもしれませんが、
それよりも先に、本当に幅広い層の人に支持されているアーティストや、
幅広い層に支持される曲を歌ったアーティストが出られるような環境作りを最優先に行うべきです。
その為には、これまでの紅白の“伝統”を捨てる覚悟や、制作スタッフの意識改革が必要なのかもしれません。
NHKらしさにこだわらず、単に出場者に頼るだけではなく、
幅広い層に見て貰える番組作りを、そろそろ行うべきなのではないですか?