今日の独り言、もとい、昨日の独り言・2題

• F1日本GPで佐藤琢磨が4位入賞。ここ数戦、常に入賞してポイントを確実に獲得するのはさすがという思いがある一方で、もう一度、アメリカ以来の表彰台に上る琢磨選手の姿を見たいという思いもあるので、少々複雑です。ほぼ確実に表彰台に上っているチームメイト・バトンとの“差”は、なかなか詰められないのかなぁ・・・・・・。

• そのF1放送の合間を縫って日本テレビにチャンネルを合わせてみたら、丁度、あややがユーミン特番で『ひこうき雲』を歌っていました。この曲を聴いて、中学生の時の文化祭のことを思い出しました。中学3年（今から12年前）の時の文化祭で、白血病の為に若くして亡くなった女の子の話を題材にしたスライド劇を上映したのですが、その劇のラストシーンのBGMとして使ったのが、荒井由実時代のユーミンが歌う『ひこうき雲』だったのです。中学生当時は「上手く雰囲気に合った曲を見つけてきたな」という印象しか持たなかったと思うのですが、それから12年が経った今になって改めてあややが歌う『ひこうき雲』を聴いて、何だか切なくて、それでいて美しい曲だったのだということが初めて分かりましたね。この曲に限らず、良い曲は歌い継がれていくもの。しかし、誰でも彼でも歌えばいいという訳ではないでして・・・・・・。その点、今回のあややが歌う『ひこうき雲』は、かなりマッチしていたのではないかと。声に透明感がある分、切なさと曲自体の美しさが増幅されていたような気がします。この『ひこうき雲』を歌い継ぎ、そして私に曲の本当の意味を見つけさせてくれた、あややに感謝。