重いね、重いよ。

未成年の子が、同じ未成年の子を殺害するという事件が、また起きてしまったらしい。
しかも今度は、被害者も加害者も女の子だという。
この日記は、例によって携帯のメールで送ったものなので、
現時点では、ネットの新聞サイト等で見た情報、
しかも、その情報も、事件が起きたこと、被害者の子が亡くなったこと、加害者の子の身柄が確保されたことに限られているため、
ここで多くを書くのはやめておきたいと思う。

きっと明日以降、新聞やテレビや雑誌では、被害者の子や加害者の子自身についてのこと、
その家族の事（特に、被害者の父親が毎日新聞の支局長であることに関連付けられて）、
さらには、学校や地域のこと、昨年同じ長崎県で起きた事件と絡めて長崎の教育現場のことと、
私に言わせれば「不毛」「無意味」な記事や取材映像が氾濫するのでしょう。
そしてネット上では、加害者の子の顔写真や個人情報が流出して騒ぎになる、という、これまでと同じ出来事が展開されるのでしょう。

そう。これまでと同様に無駄な情報が大量に流れ、
その大きな流れが治まると、これまでと同様に事件は忘却の彼方へ。
そして、これまでと同様、忘れた頃に再び同様の事件が起きる。
私には子供がいるわけではないので、偉そうなことを言える立場にないのですが、
せめて、同様の事件が再び起こらないような手だてを考えないと、
いずれ、同様の事件が起きても騒ぎすら起きなくなるという、恐ろしい世の中になってしまうから。