Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

2008年”現場納め”を終えて

申し訳ありません。
また1日、間を開けてしまいましたが、
今回に限っては、折角書いた文章をそのまま”塩漬け”にしたくなかったので、
少し古い話になりますが、UPさせて頂くことにします。


先日の日曜日に、私にとって今年最後の”現場”となった、
メロン記念日コンサート@東京厚生年金会館を観てきました。


今回のコンサートは、メロン記念日の全シングル曲を網羅しているということで、
恐らく、デビューの頃から彼女達を追い掛けてきた方々や、
最低限、全シングル曲は耳にして知っている方々にとっては、
とにかく楽しくて仕方がないライブだったと思います。
だって、シングル曲すらまともに知らない私でも、
それなりに、断片的にでも楽しめるライブだったのですから。


ただ、裏を返すと、彼女達のシングル曲をある程度知っている人や、
最低限、メロン記念日の事が好きな人でないと、
心の底から楽しむ事が出来ないライブでもあったように思います。


シングル曲をまともに知らない・・・というのは、
ほぼ100%、私自身の問題です。
ここのところ、欲しいCDやDVDもまともに買えておらず、
レンタルで借りてくることすら出来ていない状況ではあるのですが、
ベスト盤なり、これまでにリリースされた曲なりを、
何らかの形(もちろん合法的な手段)で耳にしておくべきでした。


そして、心の底からライブを楽しめなかった、もう1つにして最大の理由・・・。


ただ単に、私がいた場所(座席)が悪かっただけかもしれませんが、
スローテンポな曲でも、スローな動きで”ヲタ芸”をやっている奴がいたり、
のべつまくなく、推しメンバーの名前を連呼する奴がいたり、
どう見ても動きが合っていないのに、
動き方だけはやたらと激しくて、目障りな振り真似をしている奴がいたり・・・
・・・せっかくステージ上で、メロン記念日の皆さんが良いパフォーマンスを見せてくれたのに、
こういった連中のせいで、気分が台なしにさせられた、そんな気分です。
こちらも人間ですので、周りでそういった事をやられると、
気になってステージのパフォーマンスに集中できなくなるんですよ。


これは、メロン記念日の現場に限らず、
他のハロー系の現場の一部にも言えることで、
そしてこれは、以前からの長年の課題でもあると思うのですが、
客席にいる自分達の行動も、他の人達から見られているという意識を、
果たしてどの程度の人が持っているのでしょうか。
場合によっては、”ファン”と一括りにされてしまう中の、
ごく一部の人間の非常識な行いによって、
他の多数の常識的な”ファン”も同じ色眼鏡で見られてしまい、
最悪の場合、ファンの応援対象である歌い手やグループまでもが、
ネガティブイメージで見られてしまう危険性も秘めているということを、
果たしてどの程度の人が考え及んでいるのでしょうか。


熱くなること、楽しくなることは、大いに素晴らしい事だと思います。
が、”世間一般の常識”を必ず念頭に置いておきたいものです。


ライブのMCの中で、村田めぐみさんが、
「私達に野外のライブイベントに出てほしいと思っている人」
というような質問をしたときに、客席の大多数の人が手を挙げていましたが、
仮にメロン記念日が、どこか野外のライブイベントに出演することになったとして、
そんな会場に、先程書いたような、身勝手な流儀を持ち込む輩がいたら、
少なくとも”ファン”は好奇の目で見られ、
下手をするとステージ上の彼女達も、とんだ笑い者になってしまいますよ。


これもまた、ハロー系全体の一部に言えることですが、
「アウェーの場所に出て欲しい」とか「外向きの展開を」と、
マネージメント側に要望をするだけではなく、
もうそろそろ、いい加減に、自分達の周りを見回して、
”客席環境の浄化”の必要性に気が付かないと・・・。
これまで何回か書いていますが、
自分達の身の回りのホコリも掃えない人間に、
他人に対して「ホコリを掃え」などと言う資格は無いと思います。


話が大きく脇道に逸れてしまいましたが、
今回の自分の周囲の環境が、こんな状況だったため、
心の底から楽しめなかったのが、本当に残念でした。


思えば、今から約5年前。
まだ私が、今ほどハロプロにのめり込む前に、
確か松浦亜弥さんのコンサートの”ゲスト”として、
初めてメロン記念日のステージを生で観た時に、
今回のような酷い目にはあっていないものの、
周りの人達、ほぼ全員が、同じタイミングで同じアクションをする、
ある種の異様な光景(に当時は見えた)に嫌悪感を覚えて以来、
彼女達の音楽やパフォーマンスまでも、意識して避けるようになったんです。*1


その後、色々な形でメロン記念日のパフォーマンスを目にする機会があって、
徐々に彼女達の事が「良いな」と思えるようになってきて、
ようやく昨年末から、単独のライブに足を運ぶまでになったのですが、
今回のライブを最後に、再び、足を運ぶのを止めようと思います。


先程も書いたように、ごくごく一部の身勝手なヲタに、
ライブを楽しむのを妨害された、という事もありますし、
メロン記念日のライブ特有の、一体感を通り越した雰囲気に、
私のような”一見さん”が、これから入り込むことは難しい、
と改めて感じてしまったこともあります。
そしてそれ以前に、日曜日にも少し書きましたが、
ハロプロから分離独立するFCのうち、
メロン記念日のFCには移行/入会共にしませんので、
おのずと彼女達のライブからは、縁遠くなってしまいそうな気がします。


ただ、客席の雰囲気を度外視すれば、
メロン記念日のパフォーマンスは、もう一度見てみたい、
素晴らしいものであったのは、紛れも無い事実です。
いずれ、何らかのステージ・・・そうですねぇ、
出来れば、彼女達とファンの方々の願いである、*2
各種音楽フェスティバルのステージで、
彼女達のパフォーマンスを見ることが出来る日を、
楽しみに待っています。

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sent from WILLCOM 03

*1:先程、シングル曲を知らないのは”ほぼ100%”自分が悪い、と書いたのは、これが理由です。

*2:日曜日のライブのMCを見聞きした限り、私はそのように受け取りました。