Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

今年もやります!紅白歌合戦を勝手に実況!

色々と書きたかったこと、或いは、書かなくてはいけないことを数多く積み残したまま、
2007年の大晦日を迎えてしまいましたが、もう開き直らせていただくこととして(爆)、
(※書きたかったことの一部と書くべき事は、来るべき2008年に持ち越しとさせて頂きます。)
毎年大晦日に勝手に行っている、NHK紅白歌合戦の“実況”を、今年も勝手に行わせていただきます。


さすがに全てを漏れなくというのは、絶対に不可能なのですが、
気付いた点などを断片的に、箇条書きで書き記していこうと思います。

  • トップバッターのモーニング娘。Berryz工房℃-uteですが・・・短い持ち時間の中に4曲も詰め込んだ事で、何だかしっちゃかめっちゃかになってしまい、まとまりというものが終始ありませんでしたね。私の“守備範囲”(モーニング娘。)寄りで見ると、今年リリースされた曲ではなく『LOVEマシーン』というのも正直不満ですし、最後の曲も「この曲のアレンジャー一体誰?」って思うような曲でしたし・・・。私の中では昨年の紅白歌合戦におけるステージが“ハロプロ史上最低”だったのですが、今年のステージはその記録を軽々と下回ってくれました。昨年感じた会場の冷たい空気を、今年は感じることが無かったと、ステージにいる彼女達が楽しそうにパフォーマンスをしていたのが、数少ない救いです。
  • 2番手の美川憲一さんの曲では、真島茂樹さんとIKKOさんが登場。去年のDJ OZMAさんの演出がダメなのに、このお2人は良いんですね・・・。いえ、このお2人は決して悪く無いのですが、NHKのスタッフの感覚が私には良く分かりません・・・。
  • WaTのお2人も、各々のソロ曲+WaTの曲のメドレーでしたが、やはり短い時間でのメドレーというのは、まとまりが無くなってダメですね。せめて、去年の紅白並みの持ち時間が1組当たり欲しいですよね。

(以上、20時15分頃に更新。)

  • 今回の紅白の目玉(なんですよね?)である、いわゆる“アキバ枠”。AKB48の楽曲をBOUNCE BACKが(作曲を)手掛けていたのに驚きと共に羨望。リア・ディゾンさんの楽曲は平田祥一郎さんが作曲されているんですね。ハロプロではアレンジャーとして良い仕事をされていますが、作曲もお願いしたいですよね。いくら曲が良くても、今日のように技量が無い歌い手にかかってしまうと曲が可哀想ですよ・・・。
  • “アキバ枠”で若干微妙になった空気を、米米クラブが一気に変えてくれました。エンターテイナーとは、彼らのようなことを言うんでしょうね。
  • 絢香×コブクロは、ここまでの中で一番テンションが上がりました。CD持っていないですけど(爆)、この曲良いですねぇ・・・。

(以上、20時35分頃に更新。)

  • 伍代夏子さんの曲のバックで、しょこたん中川翔子さん)とAKB48が踊りをしていたのですが、テレビ画面に「<振付>夏まゆみ」のテロップが。今回の紅白歌合戦夏まゆみ先生は完全にAKB48関係でしか振り付けを担当されていないんですね。ハロプロ3組合同ユニットの振付も違う方のようでしたし・・・何か寂しさを感じるのは私だけでしょうか?
  • その伍代夏子さんの曲の前に歌っていたのがスキマスイッチのお2人だったのですが、スキマスイッチの『奏』が終わった余韻も何もなく、伍代さんの曲のイントロが始まってしまったんですよね。以前から不満に感じている事なのですが、ポップス系の曲の直後に間髪入れずに演歌のイントロを流すのは止めて欲しいです。せめて短いMCを挟むくらいのことはして欲しい。制作者のセンスを疑ってしまいます。
  • あみんの『待つわ』、そして寺尾聰さんの『ルビーの指輪』。こういった“懐メロ”曲のラインナップに疑問を投げかける向きもあるようですが、名曲は名曲。大晦日にこれらの懐かしい名曲に触れるのも良いと私は思います。もっとも、紅白歌合戦という番組が、今のようなスタイルに拘り続けるのであれば、広い世代に見て貰うためにはそれも仕方ないですよね、という意地悪な意見も私の中にはあるのですが。
  • 馬場俊英さんの曲、何だか心に染みる良い曲ですね。馬場さん自身が色々と苦労をしてここまで来られている事もあって、その分説得力が増している印象を受けました。
  • 第1部最後のZARD坂井泉水さんが他界された後で“初出場”とは・・・。ナレーションの中で「紅白出場を(坂井さんが)望んでいた」という件があったのですが、それがもし本当だとしたら、一体なぜ生前に出られなかったのでしょう。VTRではなく生で唄う姿を見たかったです。残念ですね。
  • ここまで視てきての印象。今年のテーマは「歌の力、歌の絆」との事ですが、相も変わらずの余計で空気を読めていない演出と、1組当たりの持ち時間の短さと、余韻を一切無視した構成とで、作り手が自らテーマにある“歌の力”を削いでしまっています。ただ、昨年の紅白の例を見ると、第2部になると違う番組になったかのように急激に良くなるので、それに期待といったところでしょうか。もっとも、21時45分現在、その気配はあまり感じられないのですが・・・(苦笑)

(以上、21時45分頃に更新。)

  • 浜崎あゆみさん、音程が高い部分の声が出ていないような気がしたのは私だけでしょうか?あの独特のビブラートを強く効かせた歌い方や、“助走”をつけて声を出すという方法で何とかカバーしていましたが・・・。
  • と、ここまで来てふと気が付いたのですが、今年は余計なアトラクションを排除するとの事なので(本当に見直すべき部分は他にたくさんあると思うのですが)、ハロプロ勢が今度テレビに露出するのは、エンディング近くになるまで無い公算が極めて強いです。だとすると、今年の紅白はハロプロ勢にとって本当に厳しいものになってしまいました。最後に本格的に露出したのが、香西かおりさんのバックで、まるで「第九」の合唱団のような衣装で地味にコーラスをしていたシーンだっただけに、特にそう思ってしまいます・・・。
  • 倖田來未さんの歌の後のMC。鶴瓶師匠は中居さんの方を見て「可愛かったなぁ。」と3回ほど連呼。それを受けた中居さん、思わず笑みが・・・。この笑みが苦笑なのか照れ笑いなのかは分かりませんが、鶴瓶師匠、よく頑張りました。グッジョブです!!(笑)

(以上、22時25分頃に更新。)

  • 22時30分頃、北島三郎さんの曲辺りから、1組当たりの持ち時間が明らかに長くなりました。何でオープニングから、各歌い手・グループにこれくらいの持ち時間を与えてくれなかったのでしょうか。去年のように持ち時間が一律で長い方が、出場組数は若干減るものの、曲をより楽しめるのに・・・。今回の紅白は、何だかチグハグです。
  • ただ、その22時30分頃から、ようやく「良い!」と思える曲が良い流れで続きました。私がファンだからかもしれませんが、一青窈さんの『ハナミズキ』は、本当に涙が出そうになりました。そして、ドリカムの曲の時も。ドリカムには、どのような会場でも自分たちのライブ会場のように聴く者を引きつける力があるような気がします。
  • とまあ、終盤までとても良い流れで来たのに、最後の阿久悠さんを偲ぶ4曲でその流れが断ち切られてしまうんですよねぇ。ご本人も仰っていたようですが、最後の盛り上がりということを考えると、和田アキ子さんの『あの鐘を鳴らすのはあなた』を大トリにした方が良かったのではないでしょうか。『契り』で締めは無いですよ・・・。
  • と思ったら、真の締めは『世界に一つだけの花』だったということで、私の心もかなり救われました(爆)。


さて、今年の紅白歌合戦は白組の勝利で幕を閉じました。
ここまで思うがままに、様々なことを書いてきましたが、書きたいこと、というよりも、不満はほぼ書き尽くしました。
ただ、私の個人的な感想としては、今年よりも去年の方が数倍、それぞれの歌を楽しむことが出来ていました。
「歌の力、歌の絆」をテーマに掲げながら、自らの手でそのテーマを薄れさせた制作関係者に、私は激しい失望を覚えています。
もし来年も紅白歌合戦を続けるつもりであれば、余韻や流れを重要視し、
本当の意味で音楽を楽しめるように、構成や演出の再考・見直しを強く求めたいと思います。
そして、ハロプロのファンとしては・・・これ以上書くと辛くなりそうだから、止めておきます。
(以上、23時54分頃更新。)