Carry On my way ~The Other Side of "note"~

主に女性アイドルの事を超不定期に徒然なるままに記すブログ

あえて無題

今日のこの日記の更新予定としては、

  • ガキさんの誕生日をお祝いする更新をする
  • ついでに自分の誕生日について勝手にご報告をする(爆)

というプランを考えていたんですよね。ええ、今日の昼過ぎまでは。


ところが、その昼過ぎになってから、またもや落胆を覚えるニュースを目にして、
よせばいいのに、17時30分〜19時まで民放のニュース3本を視て、落胆と怒りの度合いが増し、
更にはそのニュースを巡って、母親と一悶着を起こすという事態にまで発展したため(苦笑)、
とてもではありませんが、誰かの誕生日を祝える気分では無くなってしまいました。


従いまして今回は、以前から温めていた考え・・・というよりも、
楽しい出来事で気を紛らわせて忘れていたり、日々の忙しさの中で吐き出せずにいた、
私の心の中で、グツグツとマグマのように沸騰し続けていた思いや考えを、
他の方のブログへトラックバックをお送りしつつ、書かせて頂こうと思います。


10月10日付で書いた記事で批判をした・・・というよりも、
記事の信憑性に関する“厳然たる事実”を突きつけた、週刊新潮の記事に関して、
彼らが記事として取り上げる“裏事情”にまで迫られた方と、
更にその記事を受けて、ある意味、大変心強い文章を書かれた方がおられました。


◎『はろぶろ。』さん
   「週刊新潮のバッシング記事(その1)」
   「週刊新潮のバッシング記事(その2)」
◎『ハートプロジェクト管理人のブログNEO!』さん
   「週刊新潮:結成10周年 モーニング娘。の悲劇」について
(※古い記事へトラックバックをお送りする形となり、申し訳ありません。)

◆週刊誌のスポンサーと掲載記事の関係について

週刊新潮が、スポンサー(広告主)になっている企業・団体に関する、
都合が悪い記事を書かなかったという“前科”については、
ライバル誌である週刊文春*1の元編集長:花田紀凱さんが、
あのコムスン騒動の際に以下のような指摘をしています。


◎2007年6月17日付『iza!「「週刊新潮」は報じない「コムスン騒動」」より

 ところがライバルの『週刊新潮』(6月21日特大号)、特集、コラムを通じてみごとにコムスンのコの字もない。なぜか。


 実は『新潮』、グラビアページで「介護最前線」という連載を続けているのだ(今週で23回目)が、そのページの左にタテ3分の1のコムスンの広告が載っている。誰が見てもコムスンとのタイアップ企画ということは歴然。こりゃ、具合が悪かろう。


 さすがに今週号はコムスンの代りに「新潮選書」の自社広告で埋めている。


 しかし『新潮』なら、しれっとコムスン批判をやってほしかった。


少し表現が悪いかも知れませんが、結局のところ、

  • 自分達にカネを恵んでくれない相手の事は、容赦なくいくらでも悪いことを書き立てる。
  • でも、自分達にカネを恵んでくれた相手の悪口は書けないので、例え悪事を見つけても見逃す。

というのが、週刊新潮という雑誌の「報道姿勢」であると断言して、何ら問題は無いでしょう。


そう考えると、自分達の「報道姿勢」は棚に上げておいて、
人様の事に関しては、「報道の自由」を盾にして有る事無い事を書き立てて、儲けを企む。
週刊新潮と、その発行元である新潮社は、本当に“厚顔無恥”な連中としか言いようがありません。

◆“情報源”としての雑誌・雑誌広告の存在

しかしながら・・・以下、『ハートプロジェクト管理人のブログNEO!』さんの記事から。

そういうのって単純に企業イメージとしては良い印象を受けないので、週刊新潮に広告を出してスポンサーとして下支えしいるトヨタさんやサントリーさんのイメージも悪くなりかねないですよね。


マスコミや報道の倫理のあり方などに疑問を持っている人からは、モラルが欠如していると感じる週刊誌に広告を出しているせいで、スポンサー企業が"逆ブランディング広告状態"で敬遠されちゃったりする時代が来るかもしれません。


話題に上っているトヨタサントリーに関して、個人的には悪いイメージというのを持っていません。
その理由は単純明快、それらの企業に関する悪い話を見聞きしないからです。
某巨大掲示板のような、“その手の情報”が数多く書かれている場所を見れば、話は別なのでしょうが、
私にはハロプロ系のオフィシャルな情報や、それに準じる情報をカバーするのが精一杯で、
ハロプロ関係、その他に関わらず、ある種の“裏情報”を目にする暇が全く無いのです。


そうなると、悲しいかな、“その手の情報”を目にする機会は、
通勤電車の中で偶然目にする週刊誌の中吊り広告や、
新聞に掲載されている週刊誌の広告に踊っている、えげつない見出ししか無いんですよね・・・。
つまり、そういう見出しを目にして、初めて「そういう話があるんだなぁ・・・」と認識する。
ある程度、ネットの世界に足を突っ込んでいる私ですらそうなのですから、
ネットのライトユーザーの方や、ネットという物に接点が無いごく少数の方では、
尚更その傾向は強いのではないでしょうか。


週刊新潮を初めとする週刊誌の広告主企業・団体の悪事は、
“カネの力”によって大々的に表立って目に触れる事が無いため、知られる範囲も限定的。
一方で、カネを落とさない企業・団体や、広告主のライバル企業・団体の悪事は、
虚偽の内容が加えられたり、内容が誇張された記事という形で堂々と掲載され、
雑誌を手に取らないまでも、公共交通機関の中吊り広告や新聞広告で概要を流布される・・・。


そんな、週刊新潮などの“やり口”をある程度把握していて、
記事の内容を真に受けない“耐性”が出来ている人ばかりであれば良いのですが、
新聞に掲載されている雑誌の広告を“情報源”にしている人も少なからずいる筈ですので、
そういう人がその手の記事や、広告の見出しを目にしたときには、
その内容を真に受けてしまう危険性がある、ということは認識しておく必要があると思います。

◆一般の方とヲタとのギャップ

現に、ネット上の某所・・・あえて某所としますが、そこに投稿されていた中に、
今回の週刊新潮の記事なり広告なりを目にして、その内容に影響を受けたと思われる一般の方が、

  • 子供がモーニング娘。に入りたいと言っているが、絶対に入れたくない。
  • ハロプロは最近問題ばかりで、
  • 脱退した人はテレビなどにも出させて貰えないのに、
  • 交通事故を起こしたなっちは、CDも出せてコンサートも開くのはおかしい。
  • 子供がコンサートに行きたいと言っているが、行かせたくない。

という、極めて辛辣な事を言っていた、というエピソードが紹介されていて、
しかもその投稿者の方も、それを受けて「事務所の社会常識」を問うという、
色々な意味で溜息をつきたくなる投稿がなされていた程ですから・・・。*2


今年のハロプロを巡っては、世間一般的には良い話題があまり取り上げられなくなった反面、
ネガティブな話題ばかりが、殊更大きく取り上げられた感じがしてなりません。*3
(恐らく明日のスポーツ紙でも、今日明らかになった事件が大きく取り上げられるんだろうなぁ・・・。)
我々のような、ファンやヲタと呼ばれる人々は、かなり頻繁にハロー関係の情報に触れていますが、
そうではない一般の方々は、普段の生活や芸能ニュースではハロー関係の情報に触れる事は無く、
何かの“事件”が報じられた時に、久々にハロプロの情報に触れるようなものだと思うので、
我々以上に受けるインパクトが強い上に、我々のような“思い入れ”も皆無であるため、
その出来事に対して、かなり冷ややかな受け止め方をされてしまうのかもしれません。

◆スルーするならワンポイントで

さて、以上を踏まえた上で我々は、これらの悪辣なマスコミと、
強烈な“逆風”に、如何に対処すべきなのでしょうか。
ネットの世界では、何かネガティブな話題が出てきた際にはスルーをする、という文化が、
いつの間にか定着した感があります。*4いわゆる「沈黙は金」というやつですね。
しかし、ただ単にスルーをしているだけでは、
その内容を容認しているという、誤ったメッセージにも取られかねないのではないでしょうか。


マスコミ対策としては、有効で効果的な方法か定かではありませんが、

  • 記事の内容自体には、従来通りスルー。
  • その代わり、雑誌と出版元、スポーツ紙、テレビ番組とテレビ局の報道姿勢を質す。
  • 更に、広告主にまとまった人数で抗議を寄せる。

という活動を、ネット上である程度まとまった人数で行えたら良いな、と思うんですけどね。
記事の内容自体に触れてしまうと、それこそ敵の術中にはまってしまいますので、そこは従来通りスルー。
ただし、記事の内容には触れずに、“外堀”を埋めて追い詰めていく。
週刊新潮であれば、これまでも書いたような、広告元企業の悪い記事は絶対に書かないであるとか、
私が常々言っている「虚実を織り交ぜた嘘つき雑誌」という“厳然たる事実”を、
ネット上で極力声を大にして訴えるというだけでも、やらないよりもマシかなと。
少しでも、記事の内容を真に受けない耐性を、多くの人に持って貰うために。


そして、スポンサーに弱いのであれば、そのスポンサーに抗議を寄せるというのも一手ですよね。
「あんな雑誌に広告を載せている会社の物は買わないし、人にも不買を勧めます!!」という感じで。


更に言えば、マスコミだけではなく、ネット上のブログやサイトの中に散見される、
“アンチメディア”まがいの評論チックな書き込みをしている、
いわゆる“大手”と呼ばれるような、影響度が強いと思われるブログやサイト、
それらもかなりの「逆風発生源」となっている気がするので、それも何とかしたいんですよね。
更新停止やサイト閉鎖までは追い込まずとも、*5釘を刺す程度の事はしたいんですよねぇ・・・。



最後の方のまとまりが、非常に悪くなってしまいましたが、
まずは、我々が出来るレベルの事から、徐々に、そして速やかに始める必要はありそうです。

そうすることで、メンバー達を守れるのだと、独り善がりに信じてでも・・・。

*1:この雑誌もかつて、ハロプロの某メンバーに関する嘘の記事を堂々と掲載し、その後、記事を掲載した際の広告の見出しの大きさとは比較対象にすらならない、小さなスペースを使って謝罪をしたという“前科”がありますので、私的には“同じ穴のムジナ”ですが(毒)

*2:個人的には、この「社会常識」は事務所側にぶつけるのではなく、過去に恋愛問題が発覚したメンバーの放逐を後押しした連中や、なっちの事故が報じられた時に無用な騒ぎ立てをした連中にこそ、大々的にぶつけられるべきだと思いますが・・・。

*3:一説によると、ここに来てマスコミ側の猛烈な“反転攻勢”が始まった、とのことですが・・・。

*4:ハロプロ界隈は、良くも悪くもその限りではありませんが・・・。

*5:それが出来るのが理想ではありますが・・・。